冬の髪のお悩みで多いのが、髪の『乾燥』『抜け毛』『静電気』などがあげられます。
特に冬は夏の紫外線による髪ダメージが一番出てきやすい時期なので、乾燥によるダメージを感じてしまいます。
今日はパサパサ広がってしまう、まとまらない静電気の原因と対処法をお話していきます。
静電気がおきてしまう原因とは?
静電気は湿度が40%を下回ると起きやすくなります。
冬場は空気の乾燥にプラスして暖房器具(エアコン)などにより、より髪の毛は乾燥してしまい静電気が発生してしまうのです。
また夏の紫外線やプールやレジャーなどのダメージにより冬場はより一層髪の毛の水分量も減ってしまい、ダメージを受けやすくなっています。
ダメージで髪内部の組織がスカスカになっているとより乾燥しやすく、静電気の影響も受けやすくなります。
もう一つ静電気がおきやすい原因として、『摩擦』が挙げられます。
乾燥している髪の毛が、寝ているときに枕と擦れたり、日中に洋服などと擦れる事により静電気がおこりやすくなります。
こういった『乾燥した髪の毛』と『摩擦』により、冬場のまとまらないバサッとした髪の毛になってしまうのです。
静電気をおこさない対処法とは?
静電気が起きる一番の原因は”乾燥”にあります。
髪の毛の水分量が足りてない状態で、湿度も40%以下になってくると静電気はおこりやすくなります。
しっかりとトリートメントをして髪の毛を保湿することが大切です。
トリートメントはしてるけど…あまり効果を感じないという方はお使いのトリートメントを見直してみましょう。
トリートメントの種類はとても沢山あり、それぞれ効果が異なります。
お風呂場で行う洗い流すトリートメント
コンディショナー・リンスではなくトリートメントを使うようにしてみましょう。
コンディショナーやリンスには髪の毛の表面に艶を与え、手触りを良くしてくれる効果があります。
しかし髪の内部に栄養を届けることはできないので、ダメージ毛や乾燥毛を補修する効果はありません。
乾燥や髪のダメージ、静電気などの悩みがある方は、トリートメントを使用するようにしてみましょう!
洗い流さないトリートメント(アウトバストリートメント)
髪のダメージやパサつきが気になる人は、洗い流さないタイプのトリートメントも併用してみて下さい。髪に水分と油分を与え、潤いのある髪にしてくれるので、静電気も発生しにくくなります。
アウトバストリートメントには大きく分けて
ローションタイプ・ミルクタイプ・オイルタイプがあります。
それぞれ効果が異なりますのでご自身の髪の状態にあった物をお使いになって下さい。
お風呂上がり濡れた状態の髪の毛にヘアミルク又はトリートメントローションをスプレーし、たっぷり水分補給をした後にヘアオイルの油分で表面にフタをしてから乾かしていきます。
ドライヤーの熱から髪を守り、潤いを補給することで広がりや見た目のパサつきもおさえてくれます。
ブラシを見直してみる
ブラッシングを入れると静電気が起こり広がってしまった。。
なんて経験も多いのではないでしょうか?
髪の毛が痛んでいると、ブラッシングで静電気が起こりやすく、その静電気でさらに髪の毛を痛ませる原因になります。
お使いのブラシも見直してみるのも良いかもしれません。
プラスチックのブラシは、静電気が発生しやすくなります。動物毛(豚毛、猪毛)の天然素材のブラシだと、摩擦による静電気が発生しにくいのでおすすめです。
まとめ
髪が乾燥すると、静電気が起こりやすくなるだけでなく、ダメージも受けやすくなりパサつきや切れ毛の原因になります。お肌と同じように髪の毛もトリートメントやアウトバストリートメントを使ってしっかり保湿を心がけて、冬の乾燥から髪の毛を守りしっとりまとまりある髪を目指しましょう!!