ステキなヒント
【変身企画】あなたの「美」のお悩みをシニアメイクのプロが解決!
本記事では、シニア世代の女性が抱える様々な美のお悩みを、プロがヘアアレンジとメイクで解決する様子をお届けします。
今回は「顔が大きく見える」「まとめ髪にするとやつれた印象になる」「目の下のたるみやくすみが気になる」というお悩みがテーマです。
同じお悩みをお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
えがお美容室
巣鴨にある、シニア世代のための美容室。ヘアはもちろん、メイクやファッションの提案まで幅広く行う。大人女性特有の悩みをカバーしつつ、50代からの女性を自分らしく、美しく輝かせてくれる技術に定評がある。
1. 【ヘアアレンジ】60代の私でも簡単にできる「小顔テク」
小顔に見えるようなメイクやヘアスタイルに変えたいなと思いつつ、どう変えたらいいかわからないとお悩みでした。
【2】髪のボリュームが出にくく顔が目立つ
【3】シンプルで無難な洋服を選んでしまう
さっそく、プロによる解決法をみていきましょう。
【解決策】「菱形ライン」のヘアアレンジで若々しい小顔印象に
「菱形ライン」のヘアアレンジで、若々しい小顔の印象になります。裾広がりのラインはたるみを強調するのに対し、下がすぼまった菱形ラインは顔を引き締める効果があるためです。
トップのボリュームを出しつつ、左右耳周りのウェイトをプラスすることがポイントで、髪型だけで若々しい小顔スタイルに変身できます。
大人女性の小顔対策で大切なのは、「小顔」と「若見え」の両立です。若い子は髪で輪郭線をカバーすることが多いですが、大人女性が同じことをすると重心が下がり、逆に老けた印象になる可能性があります。
大人女性だからこそ賢く、いつもの髪にほんの一手間を加え、印象を変えましょう。
ポイント①「チラ耳見せ」が小顔アレンジのコツ
菱形ラインのヘアアレンジのコツは、「チラ耳見せ」です。つぶれやすいトップの髪は、ブローでボリューム感をプラスします。
さらに耳周りサイドの髪をふんわり立ち上げ、耳の上が少し隠れるぐらいに耳を出すことで、キュッと引き締まった菱形のラインが完成します。
ポイント②前髪はたっぷり目に作って分け目のカバーに
前髪をたっぷり目に作って分け目のカバーをするのも、菱形ラインのヘアアレンジのポイントです。
前髪でおでこを隠すことで、効果的に小顔がつくれます。
たっぷりめの前髪によって分け目が目立ちにくくなり、サイドの髪との段差が生まれるため、ふわっとボリューム感を出しやすくなりますよ。
ポイント③ボリュームトップスで小顔感がよりアップ
重ね着などでトップスにボリューム感を出せば、さらに小顔効果がアップします。
トップスの肩や袖周りにボリュームがあると、小顔効果はより上がるでしょう。
秋冬は、ざっくり編んだオーバーサイズニットがおすすめです。
洋服のスタイリングで更に美しく
体型にボリュームがある人が小顔効果を出すために、Vネックで首元を出す方法もあります。
Vネックには、締まって見える黒系のカラーを選びましょう。縦長効果のあるワンピースも、小顔に見せてくれます。
また、メガネはかけるだけで顔の余白が埋まるため、一瞬で小顔になれる優れもののアイテムです。ぜひ活用してください。
【メイク】のっぺり大きく見える顔をメイクで小顔に
のっぺりと大きく見える顔をメイクで小顔にするには、立体感をつけながら顔の余白を埋めることが大切です。
このポイントを押さえれば、何歳でも小顔になれます。小顔効果のあるメイク法について、詳しく確認していきましょう。
お顔のお悩み
面長タイプの場合、頬が広く、顔が大きい印象を与えてしまいます。いかに立体感を出せるかが、小顔見せのカギです。
ポイント①影と光を巧みに使いメリハリある一体感を生み出す
大きく見える顔を小顔な印象にするには、影と光を巧みに使い、メリハリある一体感を生み出すのがコツです。
まずファンデーションを顔全体に塗った後、シェーディングで顔の輪郭の余白を削ります。
シェーディングとは、ファンデーションの後に額や鼻筋、フェイスラインなどに立体感や陰影を作り、顔を小さく見せるメイク法です。影と光でいうと「影」を作るのがシェーディングです。
シェーディングはこめかみのくぼみを避け、頬骨は耳脇の一番高い部分に横2cmほど入れます。
暗くなりすぎないよう細めに入れて、なじませましょう。
一方、もっとも光の当たる部分を意味するハイライトは、パウダーを使って生み出します。
面を塗るというよりは「点でのせる」イメージで、過剰にならないように注意しながら入れてください。額や鼻筋、頬骨、顎のほか、ほうれい線の起点やこめかみのくぼんだ部分に入れてもよいでしょう。
なお、シェーディングには、普段のファンデより2トーン暗いファンデを使うのがおすすめです。
ファンデーションはハイライト用にし、全体を塗るときは2色を混ぜて使うとより自然に仕上がります。
眉とチークで顔の余白を埋める
大人女性の眉は、眉尻が「小鼻脇と目尻の延長線上」にくるよう長めに描くと、逆三角形の引き締まった印象になります。チークは、頬骨のサイドの余白も埋めるつもりで入れましょう。
四角い印象をのお顔がふんわり卵型に
立体感をつけ、顔の余白を埋めるメイクを施すと、ペターッと四角い印象の顔がふんわりとした卵形に変わり、大満足の結果となりました。
ツヤ感も素敵です。
【ヘアアレンジ】まとめ顔でも老けて見えない方法
子育てがひと段落し、20年ぶりに髪を伸ばしたものの、結局いつもひっつめのワンパターンヘアに落ち着いてしまっています。
最近気になってきたトップのボリュームのなさもカバーできるおしゃれなヘアアレンジ法を、プロに教えてもらいたいと考えています。
【2】頭頂部のペタンコ髪が気になってきた
【3】目の下のたるみ感で常にやつれた印象になる
プロは、どのようにこれらのお悩みを解決するのでしょうか。順番に解説します。
【解決策】簡単で立体感のあるおしゃれシニヨン
簡単で立体感のあるおしゃれシニヨンにすることで、若々しくアレンジできます。
ポイントはトップから後頭部にかけて、一度まとめた髪を少しずつつまみ出しながら、ふんわり感を出していくことです。
髪を三段階に分けて結ぶことで、髪が分け目でぱっくり割れるのを防ぎ、 スタイル全体に自然なボリューム感も生まれます。
こめかみやもみあげ部分の髪を少し束感を持たせて落とすと、輪郭も美しくカバーできるのです。
手順①:頭頂部の髪を結ぶ
両サイドの髪を残して、頭頂部の髪を分けとり、耳の高さのあたりで結びます。
このとき、ツヤ感とこなれ感を出すために、ヘアバームを髪全体になじませるのがポイントです。
ヘアバームとは、ワックスとオイルの良さを併せ持つスタイリング剤のことです。
手順②:両サイドをくるりんぱ
両サイドの髪をとって先ほど結んだ髪の上で一つに結んだら、間に毛束を上から回して通し「くるりんぱ」をします。
くるりんぱとは、毛束を下から上へ一回転させ、真ん中の穴に通す簡単なヘアアレンジ法です。
手順③:崩し感をプラス
頭頂部のまとめた部分から指先で少しずつ髪をつまんで引き出し、崩し感をプラスします。
崩す際は、ゆっくり少しずつを意識しましょう。10本程度をつまみ、前後左右に少しずつ引っ張りながら5mm程度浮かしていきます。
手順④:シニヨンで仕上げ
最後に、下ろした髪をまとめてシニヨンにまとめます。
シニヨンからも、少しずつ髪をつまみ出して崩し感を出してください。
まとめ髪が老けて見えるというのが橋本さんのお悩みでしたが、つまみ出した髪でトップに自然な立体感が生まれ、若々しい印象になりました。
サイドの髪を少し落とすことで、フェイスラインもカバーできます。
【痩せ型の方必見】ファッションポイント
痩せ型の方は、ハリのある素材感のものを重ね着して、細身のボディラインをカバーするのがおすすめです。
痩せ感が目立ちやすいデコルテは、明るい色のストールを巻くことでふっくらとした印象になります。
【メイク】マスク生活で目立つ目元のたるみ・くすみを隠す
目の下のたるみから生まれる影を飛ばし、若々しくふっくらした目元に見せましょう。
使うアイテムは、ピンクの下地とオレンジのコンシーラーです。
マスク生活でも目立つ目の下のたるみやくすみは、これで撃退されます。
メイクをする前に美容液やクリームで集中的に保湿しておけば、さらに完璧な仕上がりになります。
ポイント①:血色を足してくすみをはらう
ピンクの下地には血色を足し、くすみを払う効果があります。
はじめに目元のたるみの、特に暗くくすんだ箇所にのせ、そこから外へのばし全体に塗り広げていくのがポイントです。
目元だけでなく、目尻やほうれい線の起点、口角にもピンクの下地を塗りましょう。
ポイント②:ファンデ前のオレンジ補正でより明るい目元へ
ファンデーションを塗る前に、ピンクの下地で目元のくすみをはらったら、さらにオレンジのコンシーラーで、目元のたるみの影を明るく色補正します。
マスク生活でも目立つ目元のたるみやくすみは、ピンクの下地とオレンジのコンシーラーで解消され、パッと明るく、健康的な目元に変わりました。
大人女性の美のお悩みはシニアメイクのプロに相談を
大人女性ならではの美のお悩みは一人で抱えず、シニアメイクのプロに相談してみましょう。
「えがお美容室」では、ヘアはもちろん、メイクやファッションの提案まで受けられます。50代からの女性のお悩みをカバーしつつ、その人の持つ本来の美しさを引き出してくれるのが魅力です。
この機会にぜひ、お気軽に「えがお美容室」に足をお運びください。