ステキなヒント
人物写真をきれいに撮影する方法とは?!
昔に比べてカメラ付き携帯やコンパクトカメラの普及や、お友達にメールで写真を送ったりブログやInstagramなどに写真を載せたりする機会があったりと、写真を自分で撮影する事が以前より増えたりしてませんか?
人物写真を撮影する機会も意外に多いかと思いますが…
なかなかうまく撮影出来ないのも事実…
そこでどうすれば可愛く、あるいはかっこよく撮れるのか、写真初心者でも比較的簡単に使えるテクニックをご紹介したいと思います。
今回はライティング編です!
■自然光で撮影する
写真をプロっぽく見せて見たいなぁ〜なんて思うけどプロが使うようなライトも無いし、、
なんて諦めないで下さい。
自然光で撮影するのがおすすめです!
フラッシュなどを使って撮影するより、かなり簡単にきれいに撮ることができます。
人間の目や感覚はかなり優秀で、普段見慣れていない物を目にすると違和感や不快な気分になるものです。
普段我々が見ている光、太陽光、又は部屋の中での定常光は特に違和感を感じませんが、フラッシュの様な人工光は当て方を謝ると、とても違和感のある不快な写真になりがちです。
プロもよく使うテクニックですが、部屋の中であれば光のよく入る窓際で、レースやカーテン越しの光で撮影するのがお勧めです。
窓を人物の横、又は後に配置して窓からの光が人物の顔に直接、平面的に当たらないようにする事がポイントです!
構図も人物の真後ろにするより少し斜めに配置すると奥行きが出てきて、よりプロっぽい写真になって来るので一度チャレンジしてみて下さい。
外で撮影する時は背景に緑のある場所をみつけて木漏れ日を使って撮影することをおすすめします。
やはりポイントは直射日光が顔に平面的に当たらない様にする事です。
逆光で人物を撮影するのはNGといわれることがあるかと思いますが、それだとありきたりな普通の写真になってしまうので何か物足りない写真になってしまいます。
確かに逆光で撮影すると顔が暗くなりがちなのは事実です。
そこでおすすめなのが、半逆光と呼ばれる斜め後ろからの光を使っての撮影です。
顔全体に柔らかい光が回り、女性は特に美しく撮れます。
また髪の毛に光が反射して天使の輪ができやすいのもポイントです。
また顔がやや暗いなと感じたら、フラッシュをたくと仕上がりが良くなります。
ただし強い光を当ててしまうと、せっかくの自然な雰囲気をダメにしてしまうので弱〜く当てて光量を調整して下さい。
逆に男性の場合はフラッシュはあえて当てずにサイドから当たっている光をメインに影の部分を暗くし、陰影のある写真に仕上げると渋みのある男らしい写真に仕上げてみるのもまた違った自分らしい写真になるのでお勧めです。
【まとめ】
この様に、ちょっとした工夫で写真がより個性的で素敵な写真に仕上がって来ますので、決して諦めず一度チャレンジしてみて下さい。
つちや・ようすけ
都内広告撮影スタジオ勤務後、日本広告界を代表する写真家上田義彦氏の元で年間の修行期間を経て、2018年よりえがお写真館に所属。現在店長を務める。その微細な光を駆使したライティングとフィルム時代から養ってきた撮影、プリント技術を駆使した写真には定評がある。