ステキなヒント
まぶたメイク(アイメイク)大人女性のお悩みを解決!メイクアップアーティストが答えます!!
- 1. かぶさりまぶたのメイクにおすすめのアイテムとやり方
- 1.1. かぶさりまぶたの原因と対策
- 1.2. アイシャドウ選びのポイントとおすすめカラー
- 1.3. かぶさりまぶたに効果的なアイライナーの引き方
- 2. まぶたのたるみをカバーするアイメイクのコツ
- 2.1. たるみまぶたにおすすめのベースメイクとスキンケア
- 2.2. 目元を引き締めるグラデーションテクニック
- 2.3. たるみまぶたを自然に見せるビューラーの使い方
- 3. 40代・50代向けアイメイク術
- 3.1. 年齢に応じたアイシャドウの選び方
- 3.2. アイラインで作る目元印象のアップ法
- 3.3. まつ毛を上向きにキープするマスカラのコツ
- 4. 一重・二重まぶたに合わせたメイクテクニック
- 4.1. 一重まぶたを魅力的に見せるアイメイク法
- 4.2. 二重まぶたをさらに魅力的に演出するコスメ
- 4.3. 目力がアップするアイテムの使い方
- 4.4. しわが多くうまく塗れないお悩みの解決方法
- 5. アイラインの引き方で差がつく美人メイク
- 5.1. ブラウンやオレンジブラウンで印象的な目元を演出
- 5.2. 上下ラインのバランスと順番を解説
かぶさりまぶたのメイクにおすすめのアイテムとやり方
かぶさりまぶたの原因と対策
かぶさりまぶたは、加齢や遺伝的な要因で生じやすい特徴のひとつです。まぶたが重くなり、目元に立体感が出にくいため、適切なケアとメイクが重要です。日常のケアには、まぶた周辺の血行を良くするためのマッサージが効果的ですが指の腹で優しくなでるようにすることが鉄則です。中指で軽く圧をかけながら、眉骨に沿って円を描くようにマッサージしましょう。また、むくみやたるみが原因の場合は、リフトアップ効果のあるアイクリームやホットタオルで目回りを温めることも効果的です。
毎日のケアに加え、メイクでの工夫を加えることで、よりすっきりとした目元が実現します。
アイシャドウ選びのポイントとおすすめカラー
かぶさりまぶたの方には、マットな質感や深みのあるブラウン系、ニュートラルなカラーがよく馴染みます。輝きの強いラメ入りアイシャドウは、まぶたが腫れぼったく見える原因となるため、控えめなラメやマットタイプを選びましょう。ベースカラーには、明るすぎないベージュやコーラルブラウンを使うと、肌に自然になじみます。アクセントカラーとして、ダークブラウンやグレーブラウンを目の際にのせると、立体感が生まれ、目元が引き締まります。また、下まぶたにはライトベージュやライトオレンジを薄くのせて、目元全体を明るくすると、若々しくフレッシュな印象になります。
※オレンジはくすみを飛ばしてくれる
かぶさりまぶたに効果的なアイライナーの引き方
アイラインは、目元を引き締める重要なアイテムです。まつ毛の生え際に沿って細く引くと、ナチュラルに目の印象を引き立てることができます。おすすめはジェルライナーで、耐久性が高く、汗や皮脂に強いタイプを選ぶと一日中キープ可能です。さらに、まぶたがかぶさっている場合、目頭から目尻にかけて少しずつラインを太くしていくことで、目がぱっちりと見えます。アイラインのカラーはブラックでもブラウンでも良いですが、柔らかい印象を求める方にはダークブラウンがおすすめです。目尻に少し横に幅を広げて引くと、リフトアップ効果が得られ、引き締まった印象に仕上がります。
まぶたのたるみをカバーするアイメイクのコツ
たるみまぶたにおすすめのベースメイクとスキンケア
たるみまぶたには、スキンケアの段階から保湿が欠かせません。乾燥はたるみを助長するため、目元専用のアイクリームでしっかりと潤いを与え、メイクのノリを良くしましょう。下地には、光を拡散させてくすみを飛ばす成分が含まれたものがおすすめです。また、コンシーラーを使う際には、薄めに塗布し、トントンと叩き込むようにしてなじませると、厚ぼったさがなく、自然なカバーが可能です。さらに、ハイライトを目頭や眉下に入れると、目元全体がリフトアップされ、たるみをカバーできます。
目元を引き締めるグラデーションテクニック
グラデーションで立体感を出すテクニックは、たるみまぶたに特に効果的です。まず、アイホール全体にベースカラーをのせ、まぶた中央に少し濃い色を重ねることで、目元に奥行きを出します。目尻にはさらに濃いカラーをのせ、目頭から目尻にかけてグラデーションを作ることで、自然に目元が引き締まります。カラーはブラウン系やグレイッシュなトーンが使いやすく、落ち着いた印象を演出しながらも目元の立体感を強調します。最後に、アイラインを目尻側に少し長めに引き、全体を引き締めると、より洗練された仕上がりになります。
たるみまぶたを自然に見せるビューラーの使い方
ビューラーを正しく使うことで、たるみまぶたでも自然にリフトアップした印象を与えられます。根元からしっかりとビューラーで挟み、軽く引き上げるようにしてまつ毛をカールさせます。中間部分でも一度カールをつけ、最後に毛先を軽く挟むことで、自然で長持ちするカールが完成します。ビューラーの後に、まつ毛のカールを維持するためのマスカラベースを使うと、さらにカールの持ちが良くなり、アイメイクが一日中崩れにくくなります。
40代・50代向けアイメイク術
年齢に応じたアイシャドウの選び方
40代・50代になると、アイシャドウの選び方が大きく変わります。特にまぶたのハリが低下することで、アイシャドウの発色やのりが変わってくるため、質感にこだわるのがポイントです。ラメやパールの多いシャドウは、しわが目立ちやすくなるため、控えめなシマーやマットなアイシャドウがおすすめです。また、色選びには落ち着いたトーンのブラウンやモーブ系を使うと、大人の魅力を引き出しやすく、上品な印象を作りやすいです。さらに、まぶたのくすみをカバーするため、ピンクベージュやコーラルブラウンといった血色の良いカラーを取り入れることで、明るく若々しい目元が実現します。
アイラインで作る目元印象のアップ法
アイラインは、年齢とともにぼんやりしがちな目元を引き締め、パッと明るく見せるための必須アイテムです。40代・50代の方には、柔らかいペンシルライナーやジェルライナーが使いやすく、目元に自然なラインを引くことができます。ジェルライナーで細く描き、目の中央部分を少し太めにすると、目の丸みが強調され、くっきりとした印象に。色はブラックよりもブラウンやダークグレーが肌になじみ、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を演出します。また、下まぶたには薄くぼかす程度に入れると目元が優しく見え、年齢に応じた柔らかさが出ます。
まつ毛を上向きにキープするマスカラのコツ
まつ毛を上向きにすることで、目元が若々しく見える効果があります。ビューラーでしっかりとカールをつけた後、ウォータープルーフタイプのマスカラを使うことでカールを長持ちさせましょう。40代・50代には、ボリュームタイプが目元を自然に見せてくれるのでおすすめです。また、根元からしっかりと塗り上げ、まつ毛を一本一本しっかりと際立たせることで、目元がくっきりとし、全体的に引き締まった印象に仕上がります。ダマになりやすい場合は、マスカラコームで整えると、上品な目元が長時間キープできます。
一重・二重まぶたに合わせたメイクテクニック
一重まぶたを魅力的に見せるアイメイク法
一重まぶたは、奥行きが出にくい分、工夫次第で魅力的な目元を演出できます。まず、アイシャドウでグラデーションを意識して、自然な立体感を作り出しましょう。まぶた全体にベースカラーをのせ、中間色でアイホール全体を広く覆い、締め色を目の際に重ねると、目が大きく見える効果があります。アイラインは、目尻に少し長めに引くことで横幅を強調し、印象的な目元に仕上げます。さらに、ナチュラルなつけまつ毛や、部分的なまつ毛エクステを使うことで、さりげなく目力をアップさせることも効果的です。
二重まぶたをさらに魅力的に演出するコスメ
二重まぶたの方は、自然な奥行きを生かしながら、アイシャドウで目元に深みを持たせることがポイントです。繊細なパール感のあるものを二重幅にのせると、目がさらにぱっちりと見えます。また、アイライナーは細く引き、目尻に少しだけ横幅をつけることで、顔全体が引き締まり、すっきりとした印象になります。さらに、まつ毛をボリュームアップすることで、全体のバランスが良くなり、より華やかな目元が完成します。
目力がアップするアイテムの使い方
目力を強調するためには、まつ毛やアイラインだけでなく、ハイライトやコンシーラーを効果的に使うことも大切です。目頭に少しハイライトを入れることで、目元に光が集まり、明るく大きな目元が演出できます。また、コンシーラーでまぶたのくすみを取り除くと、アイメイクの発色がより良くなり、目元がクリアな印象に仕上がります。さらに、ホワイトやライトベージュのアイライナーを下まぶたの粘膜部分に使うことで、自然に目が大きく見え、目力がアップします。
しわが多くうまく塗れないお悩みの解決方法
しわが多いと、アイメイクがうまくのらないと感じる方も多いでしょう。この場合、まずスキンケアでしっかりと保湿を行い、メイク前にアイプライマーを使うと、アイシャドウやアイライナーの密着度が高まります。アイシャドウを指で軽くトントンと叩き込むようにして塗ると、しわの隙間に入り込まず、ムラなく仕上がります。また、アイライナーはジェルタイプを使い、しわに沿って軽くぼかすことで、自然でソフトな仕上がりを実現できます。
アイラインの引き方で差がつく美人メイク
ブラウンやオレンジブラウンで印象的な目元を演出
ブラウンやオレンジフブラウン系のアイライナーは、ナチュラルでありながらも目元を印象的に見せる効果があります。特にオレンジ系は、まぶたに血色感を与え、柔らかく優しい雰囲気を演出できます。
オレンジのアイラインは目尻側に入れると、華やかさと落ち着きを両立した印象が作れます。
また、ブラウン系のアイライナーは、目元を引き締めつつも硬さを感じさせないため、40代・50代の方にぴったりです。さらに、グラデーションをつけることで目元に奥行きが出て、シンプルでも立体感のある仕上がりになります。
上下ラインのバランスと順番を解説
アイラインを引く際のバランスや順番も、目元を美しく見せるために重要です。
まず、上まぶたから引き始め、目の中央をやや太めにして自然な丸みを出します。
次に、目尻を少し長めに引き、やや横幅を広げることで大きな目元を演出できます。
下まぶたには、全体にアイラインを引くのではなく、目尻1/3程度にアイラインをぼかすことで、やりすぎない自然な仕上がりが実現します。
上まぶたと下まぶたのバランスを意識することで、全体的にまとまりのある、美しい目元が完成します。
▼ この記事を書いた人
鈴木 みほ(すずきみほ)
えがお写真館 メイクアップアーティスト
何よりも「お客様に喜んでいただけるように」という思いと「お客様の創造を超える」技術と時間にフォーカスしています。