ステキなヒント
50代からのスキンケア 乾燥肌対策 メイクが映える潤い肌の作り方
- 0.1. 50代からのスキンケア|乾燥肌対策・メイクが映える潤い肌の作り方
- 1. 50代の肌に乾燥が起きやすい理由
- 1.1. 年齢とともに変化する肌のメカニズム
- 1.2. バリア機能の低下がもたらす悪循環
- 1.3. 環境要因が乾燥を加速させる
- 2. メイクのノリを左右する肌の保湿力
- 2.1. プロの現場で実感する保湿の重要性
- 2.2. 潤い肌がもたらす写真映え効果
- 3. 今日から始める正しい保湿スキンケア
- 3.1. 朝のスキンケアルーティン
- 3.2. 夜のスキンケアルーティン
- 3.3. 見落としがちな保湿のポイント
- 4. やってはいけない|乾燥肌を悪化させるNG習慣
- 4.1. スキンケアでのNG行動
- 4.2. 生活習慣でのNG行動
- 5. 大切な日の前日からできるスペシャルケア
- 5.1. プロがおすすめする集中保湿ケア
- 6. 季節別の乾燥肌対策
- 6.1. 春夏の乾燥対策
- 6.2. 秋冬の乾燥対策
- 7. まとめ
50代からのスキンケア|乾燥肌対策・メイクが映える潤い肌の作り方

50代以上のお客様から「最近、肌がカサカサして困っているの」「ファンデーションがうまくのらなくて」というお悩みをよくお聞きします。
撮影当日、お肌の乾燥が目立つと、どんなに素敵なメイクを施しても写真映えしにくくなってしまいます。
照明の下では特に、肌の細かな凹凸や乾燥による粉吹きが目立ちやすく、せっかくの笑顔が台無しになってしまうこともあります。
実は、美しいメイクの仕上がりは、その土台となる素肌の状態で決まります。
どんなに高価なファンデーションを使っても、どんなに丁寧にメイクを施しても、土台の肌が乾燥していては、理想の仕上がりにはなりません。
特に50代を過ぎると、皮脂分泌の減少やホルモンバランスの変化により、肌の乾燥が進みやすくなります。
しかし、正しいスキンケアを続けることで、メイクのノリが驚くほど変わり、写真撮影でも自信を持って笑顔になれる潤い肌を取り戻すことができます。
この記事では、メイクアップアーティストとして多くの50代以上の女性と向き合ってきた経験から、乾燥肌を改善し、メイクが映える潤い肌を作るための実践的なスキンケア方法をお伝えします。
商品の紹介ではなく、今日から実践できる具体的なケア方法に焦点を当てています。
撮影の現場で実際に効果を実感している方法ばかりですので、ぜひ最後までお読みいただき、日々のスキンケアに取り入れてください。
50代の肌に乾燥が起きやすい理由
年齢とともに変化する肌のメカニズム

50代以上の方の肌を拝見していると、若い頃と比べて明らかに肌質が変化していることに気づきます。
ファンデーションの伸びが悪くなっていたり、時間とともに小じわが目立ってきたり、午後になると乾燥が気になってきたり。これは決して特別なことではなく、誰にでも起こる自然な変化です。
しかし、このメカニズムを理解することで、適切な対策を取ることができます。
私たちの肌の一番外側にある角質層には、水分を保持する3つの重要な要素があります。
まず一つ目が皮脂膜です。これは皮脂腺から分泌される皮脂と汗が混ざり合ってできる、天然の保護膜です。
二つ目が天然保湿因子で、角質細胞の中に存在し、水分を抱え込む働きをします。
そして三つ目がセラミドなどの細胞間脂質で、角質細胞同士をつなぎ合わせ、隙間を埋めることで水分の蒸発を防いでいます。
この3つが協力して、肌のバリア機能を維持し、水分の蒸発を防いでいるのです。
しかし、50代を迎えると女性ホルモンの分泌が減少し、皮脂の分泌量も20代の頃と比べて大幅に低下します。
研究によると、50代の皮脂分泌量は20代の約半分になるとも言われています。
皮脂膜が薄くなることで、肌表面から水分が逃げやすくなり、外部からの刺激も受けやすくなります。
さらに、加齢とともに細胞の新陳代謝が遅くなるため、天然保湿因子やセラミドの生成も減少します。
つまり、肌が本来持っている保湿力そのものが低下してしまうのです。
メイクアップの現場では、この変化を日々実感しています。
20代の方の肌には自然なツヤがあり、ファンデーションも軽くのせるだけで美しく仕上がります。
しかし50代以上の方の肌は、しっかりと保湿をしてからでないと、メイクがうまくのらないのです。
これは肌質が悪くなったということではなく、肌が必要とするケアの内容が変わったということなのです。
バリア機能の低下がもたらす悪循環

バリア機能が低下した肌は、乾燥だけでなく、ちょっとした刺激にも敏感になります。
撮影の現場でよくお聞きするのが、「最近、化粧品がピリピリする」「季節の変わり目になると肌が荒れやすい」というお悩みです。
これらは全て、バリア機能の低下が原因で起こっている症状なのです。
健康な肌のバリア機能は、外部からの刺激物質やアレルゲンの侵入を防ぎ、同時に肌内部の水分が蒸発するのを防いでいます。
しかし、このバリア機能が低下すると、外からの刺激を受けやすくなり、内側からは水分がどんどん逃げていってしまいます。
するとさらに乾燥が進み、バリア機能がますます低下するという悪循環に陥ってしまうのです。
メイクをする立場から見ると、バリア機能が低下した肌は、様々な特徴があります。
まず、ファンデーションが粉を吹いたように浮いてしまいます。これは、肌表面の角質が乾燥によって剥がれかけているためです。
また、午後になると小じわが目立ってきます。朝はきれいに仕上がっていたメイクが、時間とともに乾燥して崩れてしまうのです。
撮影の照明の下では、このような肌の状態が特に目立ちやすくなります。
さらに、バリア機能が低下した肌は、化粧品の成分に対しても敏感になります。
今まで問題なく使えていた化粧品が、急に合わなくなったと感じる方も多いのではないでしょうか。
これは肌質が変わったのではなく、バリア機能の低下によって、肌が刺激を感じやすくなっているためです。
このような状態の肌には、まず保湿によってバリア機能を回復させることが何よりも大切なのです。
環境要因が乾燥を加速させる

50代の肌は、年齢による変化に加えて、外的要因にも大きく影響されます。
エアコンの効いた室内は想像以上に乾燥しています。特に冬場の暖房や、夏場の冷房は、室内の湿度を30パーセント以下にまで下げてしまうこともあります。
この環境に長時間いると、肌からどんどん水分が蒸発していきます。
紫外線も、肌の乾燥を引き起こす大きな要因です。
紫外線は肌の奥深くまで届き、コラーゲンやエラスチンといった肌の弾力を保つ成分を破壊します。
さらに、角質層にもダメージを与え、バリア機能を低下させます。
曇りの日でも、紫外線は降り注いでいます。室内にいても、窓からの紫外線は届いています。
日焼け止めを塗る習慣がない方は、知らず知らずのうちに紫外線ダメージを蓄積させてしまっているのです。
また、誤ったスキンケア方法も乾燥を悪化させる原因になります。
洗浄力の強すぎるクレンジングは、メイクと一緒に必要な皮脂まで奪ってしまいます。
熱いお湯での洗顔も、皮脂を溶かし出してしまうため、洗顔後に肌が突っ張る原因になります。
タオルでゴシゴシ拭く習慣も、角質層にダメージを与え、バリア機能を低下させます。
良かれと思って行っているケアが、実は肌の乾燥を招いているかもしれません。
季節による影響も見逃せません。
冬は外気の乾燥と暖房による室内の乾燥が重なり、肌にとって最も過酷な季節です。
しかし、春夏も油断は禁物です。春は花粉や黄砂による刺激が多く、夏はエアコンによる乾燥や紫外線のダメージが蓄積します。
つまり、一年を通じて、何らかの環境ストレスに肌はさらされているのです。
メイクのノリを左右する肌の保湿力
プロの現場で実感する保湿の重要性

撮影前のメイクアップで、最も大切にしているのが肌の保湿状態の確認です。
お客様の肌に触れた瞬間、その日のメイクの仕上がりがある程度予想できます。
しっとりと潤いのある肌は、ファンデーションが滑らかに伸び、ムラなく密着します。
しかし、乾燥した肌は、どんなに丁寧にメイクをしても、時間とともに崩れやすく、美しい仕上がりを保つことが難しいのです。
どんなに高価なファンデーションを使っても、土台となる肌が乾燥していては、美しい仕上がりは期待できません。
これは、メイクアップアーティストとして何百人ものお客様と接してきた中で、確信を持って言えることです。
逆に、プチプラのファンデーションでも、しっかりと保湿された肌であれば、驚くほど美しく仕上がります。
メイクの仕上がりを左右するのは、化粧品の価格ではなく、土台となる肌の状態なのです。
保湿がしっかりできている肌には、いくつかの特徴があります。
まず、触れたときにしっとりとした感触があり、適度な弾力を感じます。
ファンデーションをのせると、スムーズに伸び、肌に吸い付くように密着します。
光の当たり方も美しく、内側から発光するような自然なツヤが生まれます。
小じわも目立ちにくく、毛穴も引き締まって見えます。
このような肌は、撮影で照明を当てても、美しく輝いて見えるのです。
逆に乾燥した肌は、触れたときにザラザラとした感触があり、弾力に欠けます。
ファンデーションをのせると、引っかかるような感触があり、ムラになりやすく、毛穴落ちしやすくなります。
時間とともに乾燥が進むと、ファンデーションが粉を吹いたように浮いてきたり、小じわが目立ってきたりします。
照明の下では、このような肌の状態が特に目立ち、写真に映ったときに実年齢よりも老けて見えてしまうこともあります。
潤い肌がもたらす写真映え効果

スタジオの照明は、肌の状態を赤裸々に映し出します。この環境は、肌にとって実は過酷な条件なのです。
照明の熱で肌の水分が蒸発しやすくなり、長時間のメイクで肌も疲れてきます。
しかし、日頃からしっかりと保湿ケアをされている方の肌は、撮影中も潤いを保ち、美しい状態をキープできます。
潤いのある肌は、光を美しく反射します。これは、角質層が整い、肌表面が滑らかになっているためです。
写真に映ったときに自然なツヤと透明感を生み出し、肌が内側から輝いているように見えます。
小じわも目立ちにくく、全体的にふっくらとした印象になります。
表情も生き生きと見え、笑顔がより魅力的に写ります。
これは、高価な化粧品を使うことよりも、日々の正しいスキンケアによる保湿の積み重ねが大切だと、現場で何度も実感しています。
撮影当日だけ念入りにケアをしても、一朝一夕で肌の状態は変わりません。
しかし、毎日コツコツと保湿ケアを続けることで、肌は確実に応えてくれます。
3ヶ月、半年、1年と続けていくうちに、肌の保湿力そのものが高まり、メイクのノリも写真映えも格段に良くなっていくのです。
撮影後にお客様から「写真を見て、自分の肌がこんなにきれいだと思わなかった」と喜んでいただけるとき、
それは決して写真の加工や照明のマジックだけではありません。
日頃のスキンケアで培われた、お客様自身の肌の美しさが表れているのです。
そして、その美しさの基盤にあるのが、まさに保湿なのです。
今日から始める正しい保湿スキンケア
朝のスキンケアルーティン

朝のスキンケアは、一日のメイクの仕上がりを左右する重要な時間です。撮影前のお客様にもお伝えしているポイントを、順を追ってご紹介します。
まず、洗顔から始めます。朝の洗顔は、就寝中に分泌された皮脂や汗、枕カバーからの汚れを落とすために必要です。しかし、洗いすぎは禁物です。
お湯の温度は36度から38度程度のぬるま湯が理想的です。熱いお湯は必要な皮脂まで奪ってしまうため、乾燥肌には大敵です。逆に冷たい水は、毛穴が引き締まって汚れが落ちにくくなります。
洗顔料は泡立てネットでしっかりと泡立てます。手のひらいっぱいの、きめ細かい泡を作ります。泡で肌を包み込むように、優しく洗います。
決してゴシゴシとこすらず、泡のクッションで汚れを浮かせるイメージです。
特に乾燥が気になる方は、朝は洗顔料を使わず、ぬるま湯だけで洗うという選択肢もあります。Tゾーンなど皮脂が気になる部分だけ、軽く洗顔料を使うのも良いでしょう。
洗顔が終わったら、清潔なタオルで押さえるように水分を拭き取ります。ここでも、ゴシゴシと擦らないことが大切です。
洗顔後は、一秒でも早く化粧水をつけます。「すぐに」が重要です。
洗顔後の肌は水分が蒸発しやすい状態になっています。理想は、洗面所に化粧水を置いておき、洗顔後すぐに手に取れるようにしておくことです。
化粧水は、手のひらに適量を取り、両手で包み込むようにして温めてから、顔全体に優しくプレスするように馴染ませます。
一度に大量につけるのではなく、少量ずつ重ね付けすることで浸透が高まります。500円玉大の量を、2回から3回に分けて重ねるのがおすすめです。
化粧水が肌に馴染んだら、次は美容液です。50代の肌には、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分が配合されたものがおすすめです。
特に乾燥が気になる部分(目元・口元・頬の高い部分)は、重ね付けをしましょう。
美容液の後は乳液、そしてクリームと続けます。化粧水で与えた水分を、油分でしっかりと閉じ込めるイメージです。
50代の乾燥肌には、乳液+クリームの両方が必要になるケースが多いです。
メイク前は、保湿が肌に馴染むまで少し時間を置きます。
スキンケア直後にメイクを始めると、ファンデーションがヨレやすくなります。クリームを塗り終わってから、最低でも5分は時間を置きましょう。
夜のスキンケアルーティン
夜のスキンケアは、一日のダメージを回復し、翌朝の肌状態を整える大切な時間です。寝ている間に肌は修復され、新しい細胞が作られます。そのため、夜のスキンケアは朝以上に丁寧に行うことが大切です。
メイクをされた日は、必ずクレンジングから始めます。メイクを落とさずに寝てしまうことは、肌にとって最悪の行為です。
どんなに疲れていても、クレンジングだけは必ず行いましょう。
クレンジングは、肌に負担をかけないタイプを選びます。乾燥肌の方には、クリームタイプやミルクタイプがおすすめです。
適量を手に取り、手のひらで少し温めてから、顔全体に優しく広げます。力を入れず、メイクとなじませるように円を描くイメージで行います。
クレンジング後は、ぬるま湯でしっかりと洗い流します。すすぎ残しは肌荒れの原因になるので、髪の生え際やフェイスラインは念入りに。
その後、洗顔料で軽く洗顔し、クレンジング剤の残りを落とします(洗いすぎに注意)。
洗顔後のスキンケアは、朝よりもたっぷりと時間をかけます。化粧水は朝の1.5倍から2倍の量を使い、手のひらでゆっくりプレスしながら重ね付けします。
その後、美容液、乳液、クリームと順番に重ねていきます。夜のクリームは、朝よりも少し多めに使います。
特に乾燥が気になる日は、クリームの上から保湿オイルを一滴馴染ませると、翌朝の肌のしっとり感が変わります。
週に1回から2回はシートマスクでのスペシャルケアを取り入れるのもおすすめです。
化粧水の後に10分から15分、リラックスしながら潤いを与えましょう。
見落としがちな保湿のポイント
見落としがちなのが、首元や手の保湿です。撮影では首元まで写ることが多いため、顔と同じように首元のケアも大切です。
化粧水、美容液、クリームを顔に塗る際は、必ず首元まで伸ばす習慣をつけましょう。
手も年齢が出やすい部分です。水仕事の後や外出後は、必ずハンドクリームを塗る習慣を。
手のひらだけでなく、指先・爪周り・手の甲まで丁寧にケアします。
室内の湿度管理も重要です。エアコンを使用する際は、加湿器を併用して湿度50〜60%を目安に保ちましょう。
加湿器がない場合は、濡れタオルを干す、洗濯物の室内干しなどでも補えます。
水分補給も内側からの保湿として大切です。一日に1.5〜2リットルを目安に、こまめに摂りましょう。
寝る前の一杯もおすすめですが、夜間の睡眠を妨げない範囲で適量を心がけます。
やってはいけない|乾燥肌を悪化させるNG習慣
スキンケアでのNG行動

「良かれと思ってやっていたことが実は逆効果だった」というお話をよくお聞きします。乾燥肌を悪化させてしまう代表的なNG習慣をお伝えします。
まず、化粧水を強くパッティングすること。強く叩く刺激はバリア機能を傷つけ、炎症につながることがあります。
化粧水は優しくプレスして、じんわり押し込むのが基本です。
次に、洗顔のしすぎ。一日に何度も洗顔したり、洗浄力の強い洗顔料を使ったりすると、必要な皮脂まで奪ってしまいます。
洗顔は朝晩の2回で十分。日中のベタつきは、あぶらとり紙で軽く押さえる、ミスト化粧水で保湿する程度にとどめましょう。
入浴時の熱いお湯・長風呂も乾燥の原因になります。お風呂の温度は40度以下、入浴時間は15分程度を目安に。
ナイロンタオルでゴシゴシ洗うのも避け、泡で優しく洗うのがおすすめです。
拭き取り化粧水やコットンの摩擦も注意が必要です。使用する場合は力を入れず、優しく撫でる程度に。
可能であれば、朝もぬるま湯での洗顔をおすすめします。
生活習慣でのNG行動
睡眠不足は肌の新陳代謝を妨げ、バリア機能の回復を遅らせます。理想は7〜8時間。難しい場合は、睡眠の「質」を意識しましょう。
寝る前のスマホやテレビは控え、部屋を暗くしてリラックスした状態で眠りにつくことが大切です。
栄養の偏りも乾燥を招きます。ビタミンB群・C・E、そしてタンパク質は肌の材料です。過度なダイエットは避け、バランスの取れた食事を心がけましょう。
ストレスもバリア機能を下げ、乾燥を悪化させます。適度な運動や趣味の時間など、ストレスの逃がし方を用意することも美肌への近道です。
紫外線対策を怠ることもNGです。曇りの日でも紫外線は届きます。外出時はもちろん、日中の室内でも日焼け止めを習慣にしましょう。
大切な日の前日からできるスペシャルケア
プロがおすすめする集中保湿ケア

大切な日を迎える方には、前日からのスペシャルケアをおすすめしています。前日の夜は、いつもより丁寧なスキンケアを行いましょう。
まず、蒸しタオルで顔を温めます。濡らしたタオルを軽く絞り、電子レンジで30秒〜1分温め、熱すぎないことを確認してから顔に当てます。
2〜3分じんわり温めることで、その後のスキンケアのなじみが良くなります。
蒸しタオルの後は、化粧水でコットンパックを行います。コットンを裂いて薄くし、化粧水をたっぷり含ませて貼り付けます。
乾きが気になる場合は、上からラップをかけるのもおすすめです。5〜10分、リラックスしながら行いましょう。
パック後は、美容液を通常の1.5倍量、乾燥が気になる部位は重ね付け。
その後、乳液とクリームでしっかり蓋をします。必要に応じて、シートマスクを追加すると保湿効果がさらに高まります。
当日の朝は、化粧水の重ね付けを3回、各段階でしっかりなじませます。
油分の多いクリームは控えめにしつつ、メイクが始まるまでに最低10分、スキンケアを落ち着かせる時間を取りましょう。
季節別の乾燥肌対策
春夏の乾燥対策
「乾燥は冬だけ」と思われがちですが、春夏も注意が必要です。
春は花粉・黄砂などの刺激が多く、肌のバリア機能が低下しやすい季節。セラミドなどの保湿成分でバリア機能をサポートし、帽子やマスクで刺激から守るのも有効です。
また、春は紫外線量も増え始めます。日焼け止めを使う習慣をこの時期から始めましょう。
夏は汗で潤っているように見えて、実は隠れ乾燥が進む季節です。汗が蒸発するときに肌の水分も奪われます。
エアコンの効いた室内は乾燥しやすいため、さっぱりタイプの化粧水やジェル保湿でも良いので、保湿を止めないことが大切です。
紫外線が最も強い季節でもあるため、日焼け止めは必須。汗で流れやすいので、2〜3時間おきの塗り直しも意識しましょう。
秋冬の乾燥対策
秋は気温・湿度が下がり始め、乾燥が本格化します。夏の紫外線ダメージが蓄積している時期でもあるため、保湿力の高いアイテムへ切り替えるのがおすすめです。
冬は外気の乾燥に加え、暖房による室内乾燥が重なり、肌にとって最も過酷な季節です。
クリームやオイルで水分の蒸発を防ぎ、日中の乾燥はミスト化粧水などでこまめに補いましょう。
室内では加湿器で湿度50〜60%を目安に。寝室の湿度管理は特に重要です。
また、冬は全身も乾燥しやすいので、入浴後はボディクリームでのケアも習慣にしましょう。
まとめ
50代からの乾燥肌対策は、毎日の正しいスキンケアの積み重ねが何よりも大切です。
年齢を重ねることで肌質は変化しますが、適切なケアを続けることで、いくつになっても潤いのある美しい肌を保つことは可能です。
朝晩のスキンケアでは、適温のお湯での洗顔、化粧水の重ね付け、乳液とクリームでの保湿の蓋、この3つを丁寧に行うことが基本です。
NG習慣を見直し、季節に応じたケアを取り入れることで、肌の保湿力は確実に高まります。
焦らず、毎日コツコツと続けることが、美しい肌への一番の近道です。
美しいメイクは、潤いのある健やかな素肌があってこそ映えるものです。
今日からできる保湿ケアを実践して、自信を持って笑顔になれる、メイクが映える潤い肌を手に入れましょう。
▼ この記事を書いた人

鈴木 みほ(すずきみほ)
えがお写真館 メイクアップアーティスト
何よりも「お客様に喜んでいただけるように」という思いと「お客様の創造を超える」技術と時間にフォーカスしています。

