ステキなヒント
【シニアメイクのプロが解説】シニアが輝くスキンケア方法
年齢を重ねるにつれて、肌の悩みも増えてきます。
しかし、年齢に合ったケアやメイクをすることで、自然な美しさを引き出すことが可能です。
今回は「シニアが輝くスキンケア&メイク」をテーマに、シニアメイクのプロである船津有史とともに、シニア世代に特化したスキンケアのお方法を紹介します。
「綺麗なメイクのための第一歩は、スキンケアで肌の質を底上げすること。毎日のスキンケアの方法を見直して、メイクが映える、自然な美しい状態の肌を目指しましょう。」と船津は語ります。
船津有史(ふなつ ゆうし)
都内及びニューヨークで美容師として活動。その後、雑誌・広告やアーティストなどのヘアメイクを経て、2017年に東京・巣鴨のシニア専門スタジオ「えがお写真館」にヘアメイクアップアーティストとして参画。2019年より、系列の「えがお美容室」にてディレクターも務めている。近著に『悩みがぶっ飛ぶ 50代からのヘア&メイク術(扶桑社)』がある。
1. シニア向けスキンケアの正しい手順と各ポイント
基本のスキンケアアイテムは、次の3つです。
【2】美容液
【3】クリーム
洗顔後に付けるのは、肌に潤いを与える化粧水です。
化粧水の後に、肌の悩みに働きかけるとされる成分の美容液を付け、最後に与えた潤いを肌に閉じ込めるクリームを塗ります。
スキンケアアイテムを適切に使うことで、年齢を重ねた肌特有のお悩みの解消が期待できます。
スキンケアの正しい手順とそれぞれのポイントについて、順番にみていきましょう。
化粧水
化粧水は、両手にたっぷりと付けた後、手でお顔を包み込むようにやさしくなじませることがポイントです。
肌は非常に繊細であるため、化粧水を肌にたたきこむような付け方は避けてください。
顔に塗り終わったら、首元にも忘れずに化粧水を塗りましょう。
美容液
美容液は自分の肌に合ったものを選び、目の下や目尻など、シニア世代の多くの方が気になる箇所に付けましょう。
シワが深い部分は、肌を引き上げて、溝にもしっかり付けることが大切です。
美容液は顔全体に付けるのではなく、気になる部分にピンポイントで付けるのがおすすめです。
クリーム
最後に、肌の潤いを逃がさないようにクリームを塗ります。
美容液の後に付けるアイテムとして、乳液とクリームのどちらを選んだらよいか迷う方も多いでしょう。
年齢を重ねた肌におすすめなのは、乳液に比べ油分が多く、保湿力を期待できるクリームです。
クリームは「額・両頬・鼻・顎」の5点に置き、伸ばして肌に馴染ませます。顔の中心から外側に向かって馴染ませることで、より肌が柔らかくなると船津は言います。
年齢が出やすい首にもクリームを塗り、しっかりケアしましょう。
2. スキンケアのポイントは肌にしっかり浸透させること
スキンケアのポイントは、一つひとつのアイテムを肌にしっかりと浸透させることです。
それにより、化粧ノリが格段に良くなります。
なんとなく行っているスキンケアを見直し、今回ご紹介した方法を取り入れることで、生き生きとした肌を取り戻せるはずです。
さらに、シニアメイクのプロに美しさを引き出してもらいたい方は、ぜひ「えがお美容室」にも足を運んでみてください。