ステキなヒント
「これからのシニア世代に向けた新たな写真館の理想像とは。①」
こんにちは。えがお写真館です。
日本全国には多種多様な写真館がありますが、皆さんはどの様な機会にご利用されますでしょうか?
- 「お子様のご誕生記念」
- 「七五三のお祝い」
- 「成人式」
- 「結婚祝い」
- 「還暦祝い」
人生の節目においてお祝いの写真をプロにしっかりと撮影してもらうために
写真館に訪れる事が多かったかと思います。
以前は地元の町に写真館があり、そこで親子代々子供の頃からお世話になったりしてましたが、地元の写真館もスタッフの世代交代や、写真館自体の数も減って来ており、その機会も少なくなって来ているのも事実です。
デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の普及もあり、家族写真も自分で撮影する機会が増えましたが、やはりちゃんとした記念写真は、現在だと子供写真館などで、撮影する方が多いようですね。
ちゃんとした写真を残す目的ももちろんありますが、記念写真撮影という非日常的な出来事を子供達の記憶に残してあげたいという親心からイベントとしての意味合いが強くなって来ているように見受けられます。
ただ、子育てもやっと終えたこれからのシニア世代の方々は、どの様な場所や機会で写真を撮影を希望されているのでしょうか。
私たち「えがお写真館」が開館する前は、子供専門の写真館は全国多数ありましたが、大人世代の方々がゆっくり落ち着いて撮影出来るシニア世代専門の写真館とうたっている所はありませんでした。
そこで、あえてシニア世代の方々に特化した写真館が「えがお写真館」です。
おじいちゃん、おばあちゃんの聖地、東京の巣鴨という分かりやすい場所とネーミング、そして開館当初はシニア専門の写真館であり、いずれは必ず必要になってくる「遺影写真」を中心にサービスを行なって来ました。
そしてこの「遺影写真」が世間のニーズにピッタリとハマったのです。
遺影写真は必ず必要な時期がやって来ます。
その時期がいつかは自分では分かりません。ただその時にその写真がなかった場合、どれだけ大変な思いをするか、、
その経験をした方々が、
「自分の時は子供達に迷惑はかけたく無い」
「自分の最後の写真くらいは自分で納得できる写真を選んでおきたい。」
「仏壇などで家族が日々毎日見るようになるので家族も、これだったら良いね!と思ってくれるような写真を選びたい。」
この様な想いを持った方々が全国から大勢、巣鴨まで足をわざわざ運んで下さいました。
でも、遺影写真を撮影するだけなら地元の写真館にお願いすればいいのじゃないか?と思ってしまいますが、なぜ巣鴨のえがお写真館に来てまで遺影写真をお願いするのでしょうか?
私たちえがお写真館は、「これからのシニア世代」も視野に入れながら日々お客様の声をもとにサービスを少しずつ変化させて来ました。
オープン当初は遺影写真専門と言ったところでお客様が今のように来て頂いた訳ではありませんでした。
スタッフも皆若く「自分が納得できる遺影写真とは?家族も満足してもらえる写真はどんな写真なんだろう。」を毎日必死に考え続け実践して来ました。
「遺影写真なのだから笑顔なんて縁起でもない!」などという定義も我々にはなく、
「女性は綺麗で美しく、出来れば少しでも若く見えるように撮られたいよねえ。」
「男性だったら自分なら絶対役者さんみたいにカッコよく撮って欲しいなぁ」
と思いながらカメラの前に立っているお客様を一流の女優さん男優さんのつもりで、毎日撮影を続けました。
遺影写真を綺麗に自分らしくメイクをしてもらえる写真館はまだ当時は少なかったようで、メイクが仕上がった姿をご自身が鏡で見て「ええっ、自分じゃ無いみたい。」と驚き、自信を取り戻してカメラの前に立った時は自然と素敵な笑顔になってしまう、そんな相乗効果もあり、仕上がった写真をみて喜んで下さったお客様からの口コミで次第にお客様も増え始め、メディアにも少しずつ注目して頂きながら「シニア世代に向けた新しい写真館」という形で一般の方々に広まって行き、各地からお客様にご来店いただく様になりました。
ながく写真館を続けて参りますと、お客様からも色々なご要望が出て来ます。
現在のシニア世代の方々は、ファッションや美容など興味の幅も広く、えがお写真館では撮影のみならずヘア&メイクアップ、ネイル&ハンドケア、フェイシャルエステ、ファッションコーディネート等、今までに無かったサービスをご提供し、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら撮影を楽しんでいただけるようお客様のご希望に沿ったサービス内容を行なっております。
次回は、その様なこれからのシニア世代に向けた新たなサービスのお話をしたいと思います。