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2024年10月20日2024年10月31日
えがお美容室

ヘアーブローとは?自宅でできるプロテクニックを公開 〜大人女性のツヤ髪〜

こんにちは!巣鴨「えがお美容室」美容師の向井です。今回は、大人女性に向けて、自宅でできるヘアーブローのプロテクニックをご紹介します。
年齢を重ねるごとに髪のツヤやまとまりが気になる方が多いのではないでしょうか?
ヘアーブローをうまく取り入れることで、簡単に髪にツヤとボリュームを与えることができるので、ぜひ参考にしてください!

ブローの前に

皆さんはお風呂上がりにすぐ髪を乾かしていますか?
面倒だからと後回しになっていませんか?
 
濡れたまま放置してしまうまた場合のデメリットとして
・キューティクルが開いたまま乾燥する事で髪の毛がパサパサになる
・ハネたり割れたり癖が出やすくなる
・頭皮の乾燥や臭いの原因になる
 
髪は水分を含むと膨張しキューティクルが開きます。そこにドライヤーの熱をあててあげながら乾かすことでキューティクルがしまり、艶のあるまとまった仕上がりになるのです。
逆に自然乾燥をしてしまうと、キューティクルが開いたまま乾燥してしまい、艶のないパサついた仕上がりになってしまいます。
 
髪は濡らすことで形状がリセットされ、乾くことでまた形状が記憶されるので、一度変に付いてしまった癖はもう一度濡らし直さないとなかなか直らないのです。
特に前髪は乾きやすく変に割れてしまったり分け目がついてしまいやすいので注意が必要です。
跡がつく前に早めにドライヤーをするだけでも、跳ねる割れるなどの問題が改善される場合も多くあります。
 
また濡れたままの状態が長く続くと、頭皮に菌が繁殖しやすくなり、臭いや乾燥の原因にもなってしまうので、ドライヤーを使いしっかりと乾かしきる事をお勧めします。
ブローをする前のドライもとても大切なプロセスになるのです。
 

ヘアーブローとは?


ヘアーブローとは、髪を乾かすだけではなく、整えたり形を作るためにブラシやドライヤーを使って仕上げる技術のことです。美容院で仕上がった髪のツヤ感やまとまりを、自宅でも再現したいと思う方におすすめのテクニックです。ブローのコツを覚えることで、髪がふんわりと美しくまとまり、ツヤ感が増すため、日常のケアにも大変効果的です。
 

ブローとドライの違い

「ドライ」とは、髪を乾かすことを指しますが、「ブロー」とは髪を乾かしながら、整えてスタイルを作り上げることを意味します。ドライをしっかりする事で髪をまとめて仕上げその後ブローをすることで髪に動きやツヤが加わり、スタイリングを長持ちさせる事ができるのです。
 
例えば、ふんわりとしたボリュームを出したい場合や、ツヤを出したい場合、ハネを治したい場合など、ブローは欠かせないプロセスです。
 

目的に応じたヘアセット方法

ヘアーブローは、目的に応じて使い方を変えることがポイントです。
 
例えば、髪にボリュームを出したい場合は、髪を根元から立ち上げるように髪の毛を持ち上げてブローします。
逆に、ストレートにまとめたい場合は、ブラシで髪を斜め下に引き伸ばしながらドライヤーを当てるのが効果的です。
 
またツヤを出したいならまとめて同じ方向にブラシを入れて溶かしてあげる事で艶があるまとまった仕上がりにする事ができるのです。
このように、ブローは目的に合わせて変えることで、なりたいスタイルに近づけます。
 

ヘアーブローに必要なアイテム

自宅でブローをする際に必要なアイテムは、ドライヤーとブローブラシ、そして必要に応じてホットツール(アイロンやコテ)やカーラーです。ドライヤーは風量が強いものを選ぶと、短時間で乾かせますし、冷風機能やマイナスイオン効果がついていると髪をダメージから守ることができます。
またドライヤーの先にブラシのついたクルクルドライヤーなど手軽にブローできるアイテムもあります!
ブローブラシは、髪の質感や仕上げたいイメージに応じて選ぶと良いでしょう。
 
・デンマンブラシ(ボリュームを出しやすい,どんなスタイルにも使いやすい,まとまったスタイルにしたい時に最適,)
・ロールブラシ(癖を伸ばしやすい、毛先をしっかり丸める事ができる、動きのあるスタイルに仕上げる事ができる,慣れるまでは少し使いづらい)
・金属製ヘアブラシ(熱伝導率が高いので癖をしっかり伸ばす事ができる,髪が痛みやすいので注意)
・くるくるドライヤー(ブローが苦手な方でも片手で持てるのでブローしやすい,軽くツヤを出したいまとめたい方にはおすすめ,テンションがかかりにくいのでしっかり癖を伸ばすのは難しい)
 
またどうしてもブローをするのが苦手という方には、カーラーやホットツール(アイロンやコテ)を使うのも良いでしょう。
理想の形に仕上げていきましょう。
 
これらを揃えるだけで、プロのような仕上がりが目指せます。

自宅でヘアーブローをする方法


 

ヘアードライヤーの使い方

まず、髪をしっかりタオルドライした後、出来ればアウトバストリートメントをつけてダメージ対策をしてからドライヤーで髪を乾かします。この際、髪の根元から乾かすのがコツです。(※前髪は乾きやすく割れやすいので前髪を下ろすスタイルの方はなるべく1番最初に乾かしてあげましょう)根元を乾かしてから、毛先に向けて風を送ります。ドライヤーは、髪から15〜20cmほど離して使用すると熱ダメージを軽減できます。また、最後に冷風を当てると、髪のキューティクルが引き締まり、ツヤが増します。
 
髪は乾ききる少し前から形状記憶をするので、8割程度というタイミングで、指全部で髪を挟んで引っ張り、ドライヤーを当ててからブローを始めると良いでしょう。
 
ドライヤーは髪全体を乾かすための重要なアイテムなので、使い方をマスターしましょう。
 

ブローブラシの使い方とコツ

ブローブラシを使う際は、髪をセクションごとに分けて行うと効率的です。まず、根元から毛先に向かってブラシで髪を引っ張りながら、ドライヤーの風を当てます。このとき、ブラシとドライヤーを平行に動かすと均一に熱が当たり、スタイルがまとまりやすくなります。ボリュームを出したい場合は、ブラシで髪を持ち上げながら根元に風を当てると効果的です。
ロールブラシを使う場合、一度ドライヤーを置いて、両手でしっかりと毛先をブラシに巻き付けてからドライヤーを当てて上げると失敗しにくくなります。
慣れてきたら毛先をブローする際はブラシを回しながらブローして上げる事でよりしっかりと綺麗に仕上げる事ができます。
 

ホットツールを使用する効果

ブロー後に、アイロンやコテといったホットツールを使うと、髪により強いセット力が加わります。例えば、ストレートアイロンで髪をまっすぐにすることで、滑らかでツヤのある仕上がりになります。また、コテを使えば、ゆるやかなカールを加えたり、ウェーブスタイルを作り出すことも可能です。温度調節機能があるツールを使うことで、髪へのダメージを最小限に抑えることができます。ホットツールについては改めてブログでご紹介します。
 

ヘアーブローのメリット


 

ツヤ髪を手に入れる

ヘアーブローの最大のメリットは、髪にツヤを与えることです。ブラシとドライヤーを使ってキューティクルを整えることで、光を反射するような美しい髪のツヤが生まれます。特に、髪の表面を滑らかにブローすることで、パサつきや広がりを抑え、上品な光沢感を引き出すことができます。ツヤのある髪は、健康的で若々しい印象を与えるため、年齢を重ねた大人女性にとっても大切なポイントです。
 

くせ毛・ダメージ軽減方法

くせ毛やダメージが気になる方にも、ヘアーブローは効果的です。くせ毛は、湿気や乾燥によって広がりやすくなりますが、ブローで髪を整えキューティクルをしっかり締めることでまとまりが良くなり、扱いやすくなります。また、ドライヤーの熱を使いすぎないようにすることや、ブローブラシで丁寧に髪を伸ばすことで、ダメージを最小限に抑えることができます。適切なケアを行うことで、くせ毛でも美しく整った髪を維持することが可能です。
 

髪のまとまりとボリュームアップ

ヘアーブローを行うことで、髪がまとまりやすくなり、ボリュームをコントロールする事ができます。髪を根元から立ち上げながらブローすることで、ふんわりとしたボリュームが出せますし、毛先を内側に向けてブローすると、ナチュラルなまとまり感が生まれます。これにより、髪全体に柔らかさと動きを与え、スタイリングしやすい髪質に近づけることができるのです。
 
どうしてもうまくブローが出来ないという方にはマジックカーラーがお勧め。
しっかり髪をドライしてからカーラーを巻き、ドライヤーで温めてから少し時間をおいて冷ますことで根本にしっかりとボリュームを出して髪をまとめる事ができます!!
 
年齢を重ねるごとにハリコシが弱くなりパサついて見えがちな髪を綺麗にツヤを出して仕上げる事でより若々しく見せる事が出来るので、是非挑戦してみて下さい!
 
以上が、自宅で簡単にできるヘアーブローのプロテクニックです。
自宅でサロンのような仕上がりを目指せます。
 
まとめ
今回は、自宅でできるヘアーブローの基本的なテクニックをご紹介しました。乾かす事の大切さやドライとブローの違いを理解し、目的に応じたセット方法や、必要なアイテムを揃えることで、プロのような仕上がりが自宅でも実現できます。ヘアーブローは、ツヤ髪を手に入れるだけでなく、くせ毛やダメージを軽減し、髪のまとまりやボリュームアップにも効果的です。大人女性にとって、毎日のヘアケアを少し工夫することで、より美しい髪を保ち若々しく見せる事ができますので是非挑戦してみて下さいね。

 
▼ この記事を書いた人

ヘアスタイリスト向井みえ

向井 みえ (むかい みえ)

えがお美容室 ヘアスタイリスト

【いつまでもオシャレを楽しんでいただけるように】

年齢とともに髪に対するお悩みは増えてくると思います。

”自分に合うヘアスタイルが分からなくなってしまった”
”なかなか大人髪の悩みを分かってもらえない”
”白髪をどうしていけばいいのか分からない”

そんなお悩みを持つ大人女性の皆様に安心してお任せ頂けるよう、お一人おひとりの髪のお悩みに対してしっかりとお話をお伺いして、施術させて頂きます。

大人女性にあったメイクのアドバイスもさせて頂いておりますので是非ご気軽にご相談下さい!

 

 

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