「EGAO exclusive」は、50歳以上の女性たちがトップクリエイターと共に、自分らしい美しさを再発見するビューティプロジェクトです。
年齢を重ねることは、失うことではなく、新たな魅力を手に入れること。
このプロジェクトでは、そんな前向きな想いを一枚の写真に込めました。
ただ写真を撮るだけではなく、その人のこれまでの人生や想いまでも写し出す。
そのリアルな輝きこそが、これからの「美しさの新しいスタンダード」になると信じています。
私たちと一緒に年齢を重ねた美しさを伝えていきませんか?
年齢を重ねるにつれて、コーディネートはシンプルに。 ニット × パンツという定番のスタイルから脱却したい。
昨年還暦を迎え、節目の1年に新たなチャレンジをしたいと「EGAO exclusive」に応募。
普段はシンプルな服を選びがちとのことで、今回のような変形ニットやストライプのパンツといったデザイン性のあるアイテムを取り入れたコーディネートは新鮮な体験だという森英恵さん。
「自分では選ばないアイテムと組み合わせでしたが、着てみたらすごく可愛くてうれしくなりました。難しいと思っていた重ね着も、こういうインパクトのあるニットが1枚あると、初心者でも意外と着こなしやすいのかもしれませんね」
衣装を担当した吉田太郎さんは、なぜ森さんにこのスタイリングを?
「ショートヘアということもあり、ボーイッシュなコーディネートが似合うのではと。イメージは“パリの少年”です」
ヘアは普段のスタイルを生かして、軽く横流しに。メイクのポイントは、眉毛の色を髪色と合わせたこと。
「自分の眉毛はグレー系なのですが、メイクさんがアイブローマスカラでブラウン系にしてくださいました。髪色と合わせるとナチュラルな雰囲気になるし、今日の服にも合っていていいですね」
クロワッサン(No.1142 2025年6月10日号/マガジンハウス)掲載
東京から岡山県に移住して14年ほど。好奇心の赴くまま、“自分らしさ”を見つけに『えがお写真館』へ。
デニムにシャツなどカジュアルな装いが、冨士和康子さんのお気に入り。「でも、それが似合っているかどうかはわからない。年齢を重ね、今の“自分らしさ”をプロの方たちに引き出していただけたら……なんて思っていました」
そんな冨士和さんに、ロングスカートを合わせたスタイリストの吉田太郎さん。「第一印象で、可愛らしい少女らしさを感じたんです。同時に落ち着いた雰囲気も持ち合わせていたので、全体をアースカラーでまとめて、オレンジのトップスで彩のアクセントを加えました」
ナチュラルなグレイヘアとも相性抜群。「白髪と黒髪のコントラストが綺麗に出るように、オイルでスタイリング。目の粗いコームでとかすと、凹凸感が出て立体的なシルエットに仕上がるんです」とヘアーを担当したTETSUさん。
変身した冨士和さんの感想は?
「オレンジ色のアイテムも、ロングスカートも予想外! スタッフのみなさんに『似合っている』と言ってもらえましたが、まだ半信半疑(笑)。ただ、こういう軽やかなコーディネイトが合うと知って、今後、洋服を選ぶ幅が広がりそうです」
クロワッサン(No.1143 2025年6月25日号/マガジンハウス)掲載
昨年、卒寿のお祝いにお孫さんが『えがお写真館』での撮影をプレゼント。その喜びを胸に2度目の参加。
卒寿のお祝いに『えがお写真館』のトータルビューティプランを初体験して、「私にもこんな一面があるのね」「百寿もここで写真を撮れるように元気でいたい」と感激していたという宮井照子さん。
このプランをプレゼントしたお孫さんにとっても喜びはひとしおで、「再び祖母の美と笑顔を引き出してもらいたい!」と、今回の変身プロジェクトに応募。
「ブルーのシャツは、前回の撮影でおすすめしてもらって以来のお気に入り。今回は違うデザインですが、好きな色と形なので、うれしかったです。でも、それにピンクのズボンを合わせるということで、鏡を見たときはびっくり(笑)。
撮影でも最初は顔が引きつるほどでしたが、徐々に慣れて『もう何を着ても大丈夫』という気持ちになりました」と宮井さん。
衣装を担当した吉田太郎さんいわく、「宮井さんのチャーミングさに元気な色がマッチ。アイビー風の着こなしで、きちんと感を意識したのもポイントです」。
撮影に関してカメラの久富裕史さんは、「後半は、お孫さんがカメラの後ろで手を振ってくれていたことも大きい。より自然な笑顔を捉えることができました」。
クロワッサン(No.1144 2025年7月10日号/マガジンハウス)掲載
このプロジェクにかかせない、クリエイターたちを紹介いたします。
photographer
KUTOMI
HIROSHI
久富裕史
Beauty、Fashionを中心に、上質なモード感を描き出すphotographer。美しい空気感とともに被写体の一瞬の表情を的確に切り取る、豊かな感性の持ち主。
[広告]資生堂、コーセー、カネボウ、SENSAI、SK-Ⅱ、ShuUemura、POLA、花王、他多数
[雑誌]VOGUE (UK、ITALY、RUSSIA、JAPAN)、Harper's BAZAAR
(UK、JAPAN)、GQ (JAPAN)、DAZZLE
hair stylist
TETSU
TETSU
1992年渡仏 、 渡英後Eugene
Souleimanに師事。アシスタントを経て97年に帰国。その後幾多の撮影に携わり、ヘアスタイリストという枠を築き上げた。近年は次世代への教育、育成にも力をそそぎ、TETSU塾を開講。
[雑誌]ELLE JAPAN、 ELLE online、FIGARO
japon、HARPER'S、BAZAAR、他多数
[広告]uka、
ABUR、L'OREAL、WELLA、タカラベルモント、資生堂、Kanebo
DEW、他多数
makeup artist
COCO
COCO
1989年渡米。ORIBE、FRANCOIS
NARSらのアシスタントを経て、FORDに在籍し活動する。1993年帰国。
[雑誌]i-D(UK)、WALLPAPER(UK)、HARPER'S BAZAAR(US)
、VOGUE(US)、MARIE FRANCE、MADEMOISELL、 INTERVIEW、他多数
[広告]資生堂、MAXFACTOR、ESTEE
LAUDER、KAOU、KOSE、KANEBO、L'OREAL、VIDAL
SASSOON、LANVIN、BIGI、他多数
stylist
YOSHIDA
TARO
吉田太郎
広告・TV
のスタイリングを中心に、雑誌やカタログ、アーティストのプロモーションビデオ等マルチに活動中。クライアントの意向を汲み取り、臨機応変な仕事に定評がある。
[広告・CM]UHA味覚糖 (相葉雅紀)、日清オイリオ
(二宮和也)、JCB (二宮和也)、任天堂 (嵐)、ハウス食品
(二宮和也)、NTT、ウエラジャパン、コニカミノルタ、トリンプ、伊勢丹、ナイキジャパン、日産自動車、他多数
producer
OTA
AKIYOSHI
太田明良
EGAOおよび本企画のプロデューサー。店舗運営をはじめ、シニア向けビジネスを展開する企業の企画・監修などで幅広く活動。自社のサービスを通じ、シニアが楽しめる機会の創出に尽力している。