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2025年09月20日2025年09月30日
えがお老眼鏡

【2025年最新】老眼鏡の正しい選び方完全ガイド|失敗しない度数とフレーム選び

「最近、本や新聞の文字が見えにくくなった」「スマホの画面を遠ざけないと読めない」そんな老眼の症状を感じ始めると、老眼鏡の購入を検討する方が多いでしょう。しかし、いざ老眼鏡を選ぼうとすると「どの度数を選べばいいの?」「フレームはどう選ぶ?」「どこで買うのがベスト?」など、数多くの疑問が浮かびます。この記事では、老眼鏡選びで失敗しないための全知識を解説します。度数の正しい選び方からフレーム選びのコツ、購入場所の比較まで、あなたが自信を持って最適な老眼鏡を選択できるよう、実践的なガイドをお届けします。

 

 

老眼鏡の基礎知識|老眼の仕組みと老眼鏡の役割

老眼(老視)とは何か?原因と症状

老眼(正式名称:老視)は、加齢に伴って水晶体の弾力性が低下し、近くのものにピントを合わせる調節力が衰える現象です。40歳頃から始まり、個人差はありますが65歳頃まで進行が続きます。

主な症状として以下が挙げられます:

  • 本や新聞の文字がぼやけて見える
  • スマートフォンの画面を遠ざけないと読めない
  • 薄暗い場所での文字が特に見えにくい
  • 長時間の近距離作業で目が疲れやすくなる
  • 夕方になると症状が悪化しやすい
  • 明るい場所では比較的見やすく感じる

老眼鏡の仕組みと効果

老眼鏡は凸レンズ(プラスレンズ)を使用し、近くの物体からの光を目の中で適切に集束させる役割を果たします。水晶体の調節力不足を補うことで、近距離での視力を改善します。

老眼鏡を使用することで得られる効果:

  • 近距離作業時の見えやすさが大幅に改善
  • 目の疲労軽減
  • 肩こりや頭痛の緩和
  • 作業効率の向上

老眼鏡と遠近両用眼鏡の違い

老眼鏡(単焦点レンズ)は近距離専用で、一つの距離にのみ焦点を合わせます。一方、遠近両用眼鏡は一つのレンズで遠距離と近距離の両方に対応できる多焦点レンズです。

老眼鏡のメリット: 価格が安い、視野が広い、慣れやすい
遠近両用のメリット: 一つの眼鏡で全距離に対応、かけ外しが不要

中近両用眼鏡という選択肢
パソコン作業が多い方には、中間距離(50~70cm)と近距離(30~40cm)に特化した中近両用眼鏡も検討されます。デスクワーク中心の生活スタイルの方に特におすすめです。

老眼鏡の度数選び|自分に合った度数の見つけ方

度数の基本知識(+1.0、+2.0の意味)

老眼鏡の度数は「+(プラス)」で表示され、数値が大きいほど強い度数になります。一般的な度数範囲は+1.0から+3.0程度で、0.25刻みで調整可能です。

年齢別の目安度数:

  • 40~45歳:+1.0~+1.5
  • 45~50歳:+1.5~+2.0
  • 50~55歳:+2.0~+2.5
  • 55歳以上:+2.5~+3.0

ただし、この数値はあくまで目安であり、個人差が大きいため必ず検査を受けることが重要です。

自分の度数を確認する方法

最も推奨される方法:眼科での検査
眼科では専門的な検査機器を使用し、正確な度数測定が可能です。また、老眼以外の目の病気の早期発見にもつながります。

眼鏡店での検査
眼鏡店でも基本的な視力検査と度数測定が可能です。多くの店舗で無料サービスとして提供されています。

検査時の重要ポイント

  • 普段よく使う距離での見え方を重視
  • 両眼での見え方を確認(片眼ずつの検査だけでは不十分)
  • 照明条件を変えて見え方をチェック
  • 長時間かけていても疲れない度数を選択

簡易的なセルフチェック
30cm離れた文字が読めるかどうかで老眼の進行度を確認できますが、正確な度数決定には専門的な検査が必要です。

度数選びでよくある失敗パターン

【失敗例1】強すぎる度数を選択
「よく見えるから」と強い度数を選ぶと、目の疲労や頭痛の原因となります。適正度数は「楽に見える」程度が理想です。

【失敗例2】既製品のみで判断
既製品は両目同じ度数ですが、実際には左右で度数が異なることが多く、片目に負担がかかる場合があります。

【失敗例3】使用目的を考慮しない
読書用とパソコン用では最適な度数が異なります。主な使用用途を明確にして度数を決定しましょう。

【失敗例4】将来の度数変化を考慮しない
老眼は進行するため、あまりギリギリの度数を選ぶと、すぐに度数不足になる可能性があります。ある程度の余裕を持った度数選択も重要です。

老眼鏡のフレーム選び|快適性とデザインの両立

フレーム素材の特徴と選び方

金属フレーム(チタン・ステンレス)

  • メリット:軽量、耐久性が高い、調整しやすい
  • デメリット:価格が高め、金属アレルギーの可能性
  • 向いている人:長時間使用する方、軽さを重視する方

プラスチックフレーム(アセテート・TR90)

  • メリット:カラーバリエーション豊富、価格が手頃
  • デメリット:重め、調整が困難
  • 向いている人:ファッション性を重視する方、色にこだわりたい方

コンビネーションフレーム

  • 金属とプラスチックの良いとこ取り
  • バランスの取れた機能性とデザイン性

β-チタンフレーム

  • 通常のチタンより弾性があり、壊れにくい
  • やや高価だが、長期使用を考えるとコストパフォーマンスが良い
  • アクティブなライフスタイルの方におすすめ

顔型に合うフレームの選び方

丸顔の方

角のあるスクエア型やレクタングル型がおすすめ。顔の輪郭をシャープに見せる効果があります。

面長の方

ウェリントン型やボストン型など、縦幅のあるフレームで顔の長さをカバーできます。

ベース顔の方

ボスリントン型やラウンド型で、エラの張りを和らげる効果が期待できます。

逆三角顔の方


下部が太いフレームや、フレームのないリムレスタイプで下半分のボリュームを補います。

フレームサイズの重要性

  • レンズ幅:瞳孔の位置に合わせた適切なサイズ選択
  • ブリッジ幅:鼻の形状に合わせた快適性
  • テンプル長:耳までの距離に応じた調整
  • 天地幅:視野の広さと使用用途のバランス

レンズの種類と特徴

球面レンズ

  • 最も一般的で価格が安い
  • 度数が強いと厚みが出やすい

非球面レンズ

  • レンズの歪みが少なく、薄型化が可能
  • 球面レンズより価格は高め

ブルーライトカットレンズ

  • パソコンやスマートフォン使用時の目の疲労を軽減
  • デジタルデバイスを多用する方におすすめ

累進多焦点レンズの種類

  • 遠近両用:遠距離~近距離まで対応
  • 中近両用:中間距離~近距離に特化
  • 近々両用:パソコン距離~読書距離の狭い範囲

老眼鏡の購入ガイド|どこで買うのがベスト?

眼鏡店での購入メリット・デメリット

メリット

  • 専門スタッフによる丁寧な検査とアドバイス
  • フィッティング調整が可能
  • アフターサービスが充実
  • 豊富な選択肢から最適なものを選択できる

デメリット

  • 価格が高めに設定されている場合が多い
  • 店舗に行く時間が必要
  • 営業トークに影響される可能性

価格目安: 15,000円~50,000円程度

眼鏡店選びのポイント

  • 検眼資格者が在籍している店舗を選択
  • アフターサービス(調整・修理)の内容を確認
  • 保証期間と保証内容をしっかりチェック
  • 複数店舗で相見積もりを取ることも検討

オンライン購入の注意点

メリット

  • 価格が比較的安い
  • 24時間いつでも購入可能
  • 豊富な商品ラインナップ

デメリット

  • 試着ができない
  • 度数が合わない場合の交換が面倒
  • フィッティング調整が不可能
  • アフターサービスが限定的

注意事項

  • 必ず事前に眼科や眼鏡店で度数を確認
  • 返品・交換条件を事前に確認
  • PD(瞳孔間距離)の測定が必要

オンライン購入を成功させるコツ

  • バーチャル試着サービスを活用
  • 口コミやレビューを詳細に確認
  • カスタマーサポートの対応品質をチェック
  • 初回購入時は安価な商品で試してから本格購入を検討

えがお老眼鏡|高品質な既製品老眼鏡の選択肢

既製品の老眼鏡をお探しの方には「えがお老眼鏡」もおすすめの選択肢です。

えがお老眼鏡の特徴

  • 豊富なデザインバリエーション
  • 手頃な価格でありながら品質にこだわり
  • 軽量で長時間使用でも疲れにくい設計
  • 初めての老眼鏡として試しやすい価格帯

えがお老眼鏡が向いている方

  • 初めて老眼鏡を購入する方
  • 複数本を用途別に使い分けたい方
  • コストパフォーマンスを重視する方
  • 気軽に老眼鏡を試してみたい方

ただし、既製品のため左右の度数調整ができない点や、個人の顔型に完全にフィットしない場合がある点にご注意ください。

既製品vs オーダーメイドの選択基準

既製品(リーディンググラス)を選ぶべき場合

  • 左右の度数差が少ない(±0.25以内)
  • 乱視がない、または軽微
  • 試用目的や緊急時の使用
  • 予算を抑えたい場合

オーダーメイドを選ぶべき場合

  • 左右の度数差がある
  • 乱視がある
  • 長時間の使用が予想される
  • フィット感や見え方の質を重視する

セミオーダーという選択肢

  • 既製品とオーダーメイドの中間的な選択肢
  • フレームは既製品、レンズのみ個人仕様
  • コストを抑えつつ、ある程度の個別対応が可能

年代別・ライフスタイル別老眼鏡選びのコツ

40代:初期老眼の方向け選び方

40代の初期老眼は度数が軽く、まだ調節力が残っているため、弱めの度数(+1.0~+1.5)から始めることが重要です。

おすすめポイント

  • 薄型で軽いフレームを選択
  • ブルーライトカット機能付きレンズ(PC使用が多い場合)
  • ファッション性の高いデザイン
  • 必要な時だけ使用する「かけ外しスタイル」

注意点

  • いきなり強い度数を選ばない
  • 将来的な度数変化を考慮した店舗選び

40代特有の課題

  • 老眼の受け入れに心理的抵抗がある場合が多い
  • ファッション性を重視する傾向
  • 仕事でのイメージを気にする方が多い
  • 段階的な度数アップに対応できる購入プランを検討

50代以降:本格的な老眼鏡選び

50代以降は老眼が進行し、日常的に老眼鏡が必要になる年代です。機能性と快適性を重視した選択が重要です。

おすすめポイント

  • 軽量で耐久性の高いフレーム(チタン素材など)
  • レンズの歪みが少ない非球面レンズ
  • 滑り止めやフィット感の良いノーズパッド
  • 遠近両用眼鏡の検討

60代以降の特別な配慮事項

  • 白内障など他の眼疾患との併発リスク
  • 定期的な度数チェックの重要性
  • 転倒防止のため、階段使用時の注意点
  • 薬の副作用による視力変化の可能性

ライフスタイル別の選び方

読書中心: 度数やや強め、ブルーライトカット不要
パソコン作業中心: 中間距離対応、ブルーライトカット必須
手芸・細かい作業: 度数強め、レンズ大きめ

職業別(デスクワーク・読書・手芸など)の最適解

デスクワーカー

  • 画面との距離(50~70cm)に最適化された度数
  • ブルーライトカット機能
  • 長時間着用でも疲れにくい軽量フレーム
  • 姿勢矯正との組み合わせで効果倍増

読書愛好家

  • 読書距離(30~40cm)に合わせた度数
  • レンズ面積の大きいフレーム
  • 反射防止コーティング
  • 照明環境に合わせたレンズ選択

手芸・精密作業

  • 近距離(20~30cm)に特化した強めの度数
  • 歪みの少ない高品質レンズ
  • 安定性の高いフレーム設計
  • 作業用照明との組み合わせを考慮

新しい職業環境への対応

  • リモートワーカー:長時間のPC作業に適した中近両用
  • 配信者・動画制作者:カメラ映りを考慮したデザイン選択
  • 接客業:お客様に与える印象を考慮したフレーム選び

老眼鏡のメンテナンスと長持ちさせるコツ

日常のお手入れ方法

  • 専用クロスでの清拭(ティッシュやタオルは傷の原因)
  • 水洗い後の自然乾燥
  • レンズクリーナーの適切な使用方法

保管方法

  • ケースでの保管を習慣化
  • 高温場所や直射日光を避ける
  • フレームへの過度な負荷を避ける

定期メンテナンスの重要性

  • 3~6ヶ月に一度のフィッティング調整
  • ネジの緩みチェック
  • 度数変化の定期確認

よくあるQ&A

 

Q: 老眼鏡をかけると老眼が進むって本当?
A: これは誤解です。老眼鏡を使用することで老眼が進行することはありません。むしろ、適切な老眼鏡を使用することで目の疲労を軽減できます。

Q: コンタクトレンズと老眼鏡の併用は可能?
A: 可能です。近視用コンタクトレンズを装用している方が、近距離作業時のみ老眼鏡を併用するケースは一般的です。

Q: 老眼鏡の寿命はどのくらい?
A: フレームの材質や使用頻度により異なりますが、一般的には2~3年程度です。ただし、度数の変化により、より早期に交換が必要な場合もあります。

Q: 既製品とオーダーメイドの見え方に大きな違いはある?
A: 個人差がありますが、左右の度数差がある方や乱視のある方は、オーダーメイドの方が明らかに快適に感じる場合が多いです。

まとめ

老眼鏡選びで最も重要なのは、正確な度数測定と自分のライフスタイルに合った選択です。まずは眼科や眼鏡店で専門的な検査を受け、使用目的を明確にしてから購入を検討しましょう。

老眼鏡選びの重要ポイント5つ

  1. 正確な度数測定:眼科または眼鏡店での検査は必須
  2. 用途に応じた選択:読書用、PC用、外出用など使い分けを考慮
  3. フィッティングの重視:快適性は継続使用の鍵
  4. 将来の変化への対応:度数進行を考慮した長期的な視点
  5. 定期的なメンテナンス:適切なケアで長く使用可能

老眼は自然な加齢現象です。適切な老眼鏡を選ぶことで、快適な日常生活を送ることができます。まずは眼科で目の健康状態をチェックし、信頼できる眼鏡店で相談することから始めてみてください。

えがお老眼鏡のご紹介

『えがお老眼鏡』は、シンプルなデザインからトレンド感のあるものまで、幅広いラインナップを揃えた老眼鏡のセレクトショップです。機能性だけでなく、ファッションの一部としても楽しめる老眼鏡を提案しています。

商品価格帯
¥2,980、¥3,980、¥4,980の3つの価格帯を中心にご用意しております(一部対象外あり)。

店舗情報
『えがお老眼鏡』
〒170-0002 東京都豊島区巣鴨4-15-10 神野ビル1F
TEL: 03-6555-1385

営業時間・営業日
営業時間:10:00~16:00
営業日:土曜・日曜・祝日・毎月4日・14日・24日
その他最新情報はInstagramでお知らせします

アクセス

  • 庚申塚駅(都電荒川線)から徒歩4分
  • 巣鴨駅(JR山手線)から徒歩9分
  • 巣鴨駅(東京メトロ三田線)A3出口から徒歩8分

オンライン
Instagram: https://www.instagram.com/egao_readingglasses/
公式サイト: https://egao-salon.jp/reading-glasses/

ぜひお気軽にお立ち寄りください。

 

▼ この記事を書いた人

ファッションスタイリスト矢野竜太

矢野 竜太 (やの りゅうた)

えがお洋品店 ファッションスタイリスト

【それぞれの美しさを活かしたい】
自分のためにする装いと、誰かのためにする装い、似合うのか似合わないのかなど、その日その時の服装を考える上で決めたアイテムには色んな意味や思いがあると思います。
TPOや個々のお客さまの意味や思いを汲み取ってお薦めできる接客に努めます。
そして、EGAOにいらっしゃるお客様を笑顔に出来るよう頑張ります。

 

 

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