ステキなヒント
50代・60代のカーラーの使い方|トップのぺたんこ髪をふんわり整える
朝、鏡の前で髪を整えても、トップだけがぺたんとしてしまう。後ろ姿を合わせ鏡で見たら、つむじのあたりがぱっくり分かれていた。そんなとき、毛先を何度とかき上げても、思うようにふんわりしないことがあります。
大切なのは、髪の表面をふくらませることよりも、根元から自然に立ち上げること。そのために取り入れたいのが、トップにカーラーを巻くひと手間です。
今回は、50代・60代の方に向けて、朝のぺたんこ髪を整えるカーラーの使い方をご紹介します。巻いている間はメイクなどの身支度を進められるので、髪のセットにかかりきりになるのが負担な方にも取り入れやすい方法です。
トップがぺたんとするときは、毛先より根元に注目を

髪をとかしても、しばらくするといつもの分け目に戻ってしまう。そんなときは、毛先だけを動かすのではなく、分け目やつむじ周辺の根元を見直してみましょう。
毛先に丸みがあっても、根元が寝たままだと、トップに高さが出にくくなります。分け目に沿って左右に髪が分かれると、地肌も目に入りやすくなります。
「全体をもっと大きくふくらませなければ」と考える必要はありません。いつものショートやボブでも、トップの根元を少し起こすことで、横から見たシルエットに自然な丸みをつくれます。
分け目を隠すようになでつけていませんか?
地肌が気になると、髪の表面を手で押さえて、割れたところを覆いたくなるものです。ただ、上からなでつけるだけでは、せっかくの根元の立ち上がりまで押さえてしまうことがあります。
目指したいのは、髪を頭皮に沿わせて隠す仕上がりではなく、根元に少し空間のある仕上がり。カーラーは、その形をつくるための道具として使います。
つむじ割れの原因や乾かし方から確認したい方は、つむじ割れ・分け目のぱっくりの原因と自宅でできる対策も参考にしてください。
朝の身支度に取り入れる、カーラーの基本の使い方
用意するのは、髪の長さに合うカーラーと、必要に応じて固定するクリップです。ここでは、トップの分け目が気になるときの基本をご紹介します。
朝の寝ぐせで根元が強く折れている場合は、先にその部分を湿らせ、ドライヤーで毛流れを整えて乾かしておきましょう。カーラーを巻くときには、髪のもつれもやさしくほどいておきます。
1.分け目をまたぐ毛束を取り、真上に持ち上げる

ふんわりさせたい分け目の左右から髪を取り、ひとつの毛束にします。分け目の片側だけを巻くのではなく、分かれている髪を一緒に巻くイメージです。
ここで意識したいのが、持ち上げる角度。毛束を前や後ろへ強く引っ張らず、できるだけ頭皮に対して垂直に持ち上げます。
毛束が厚すぎると巻きにくくなるため、うまく収まらないときは、取る量を少なくしてみてください。最初から広い範囲を一度に整えようとせず、いちばん気になる場所から始めると扱いやすくなります。
2.毛先から根元へ巻き、必要に応じて固定する

毛先をカーラーに沿わせ、折れないように整えてから、根元に向かって巻いていきます。毛先だけにカールをつけるのではなく、根元まで巻き込むことを意識しましょう。
巻き終えたら、ずれやすい部分を専用クリップで固定します。強く引っ張って留める必要はありません。痛みを感じる場合は、一度外して巻き直してください。
カーラーをいくつも使う場合も、全部を無理に同時に巻く必要はありません。まずはトップの一か所を巻き、扱いに慣れてから、髪の長さや整えたい範囲に合わせて調整します。
3.5〜10分を目安に置き、やさしく外す

巻いたあとは、5〜10分を目安に時間を置きます。その間にメイクをしたり、着る服を用意したりすると、朝の流れに組み込みやすくなります。髪質や毛量によって、形のつき方は異なります。
外すときはクリップを取り、カーラーを力任せに引き抜かず、毛束を支えながらゆっくりほどきます。最後は手ぐしで軽くなじませて、根元のふんわり感を残しましょう。
仕上がりを確かめるときは、正面だけでなく横や後ろも合わせ鏡で見るのがおすすめです。トップを高くしすぎていないか、毛先だけが丸まりすぎていないかを確認すると、普段の髪型になじませやすくなります。
うまくふんわりしないときに見直したいこと

カーラーを巻いても思った形にならないときは、すぐに本数を増やすより、毛束の取り方や仕上げ方をひとつずつ見直してみましょう。
毛先だけが丸まるときは、持ち上げる角度を確認
毛先には丸みがつくのにトップがつぶれたままなら、巻き始めるときに毛束を低い位置へ引いていないか確認します。根元を起こしたい部分は、毛束を真上に持ち上げてから巻くのがポイントです。
また、毛先がばらばらのまま巻くと、折れたり、仕上がりがそろわなかったりします。急いでいる朝でも、毛先をカーラーに沿わせるひと手間を大切にしましょう。
オイルやワックスをトップにつけすぎない
つやを出そうとして、巻く前のトップにオイルや重いワックスをたっぷりつけていませんか。ふんわり仕上げたい部分では、整髪料の重さが気になることがあります。
カーラーは、何もつけずに使う方法から試せます。まとまりを整えたい毛先と、立ち上げたい根元を分けて考えると、つける場所や量も調整しやすくなります。
キープ力を補いたい場合は、軽い仕上がりのセットローションやヘアスプレーを少量から。スプレーは髪の外側全体にたっぷりかけるより、立ち上げた毛束の内側を狙い、製品の使用方法に沿って使いましょう。
時間がある日はドライヤーを補助に
カーラーを巻いた状態でドライヤーを使う方法もあります。熱を加えた場合は、髪が冷めてから外しましょう。
ただし、熱風を近づけたり、同じ場所へ長く当て続けたりしないことが大切です。熱さや違和感を感じたら使用を中止してください。長く温めるほど、よい仕上がりになるわけではありません。
自分の髪の長さでは巻きにくい、どこを巻けばよいか分からないという場合は、えがお美容室で髪型や普段のお手入れに合わせてご相談ください。
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幅120mmのカーラー2本、専用クリップ2本のセット。
特徴は、トップの髪を巻きやすいロング設計。長さがあるため、分け目をまたぐ毛束をまとめて巻くときにも使いやすく、気になる部分の根元を立ち上げるセットに取り入れられます。
専用クリップで固定できるので、ずれが気になるときにも便利です。巻いている間にメイクなどを進められ、髪を整える時間を日々の身支度の中につくれます。
カーラー自体は電源を使わず、ドライヤーと併用することもできます。「毎朝、ブラシとドライヤーを持ってセットし続けるのは大変」という方にも、試していただきたい道具です。
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まとめ。朝のトップに、根元からのふんわり感を
トップのぺたんこ髪が気になるときは、毛先だけを整えるのではなく、根元を自然に立ち上げることが大切です。分け目をまたぐ毛束を真上に持ち上げ、毛先から根元へカーラーを巻くことを意識してみましょう。
巻いたあとは5〜10分を目安に置き、やさしく外して手ぐしでなじませます。うまくふんわりしないときは、毛束を持ち上げる角度や取る量、整髪料のつけすぎを見直してみてください。ドライヤーを併用する場合は、熱風を近づけすぎず、髪が冷めてから外しましょう。
髪の長さや髪質によって、扱いやすい巻き方は少しずつ異なります。自分に合う方法を見つけながら、メイクや着替えの時間に無理なく取り入れてみてください。朝の小さなひと手間を、いつもの髪型を心地よく整える習慣にしていきましょう。

えがお美容室 ヘアスタイリスト