ステキなヒント

2024年07月20日2024年07月27日
えがお爪工房

足の爪の切り方を正しく覚えよう!巻き爪を防ぐポイントをネイリストが解説


こんにちは、えがお爪工房のネイリスト久賀田です。
先日、「女性限定!ハルメク×マルホ 巻き爪フェア」に、えがお爪工房とえがお美癒堂が出店しました。
また「手足の爪のお手入れ方法」という内容で講演をしてまいりました。

自宅でできるお手入れや習慣の注意点を説明し、参加者の皆さまが大変興味深くメモをとりながら聞いていただきました。
「キレイにしたいけどやり方が分からない」「どの部分をプロにお願いしていいか分からない」との意見も頂き、「美容観点」での情報がもとめられていることに大きく気が付いた機会でした。

ハルメク×マルホ巻き爪フェア


「ハルメク×マルホ巻き爪フェア」は、製薬会社のマルホ株式会社と女性誌「ハルメク」が共同で2024年5月31日に東京都千代田区のTKPガーデンシティPREMIUM秋葉原で開催されました。

このフェアは、特に大人の女性の足の痛みや悩みを解決することを目的としており、イベントでは、足ケアの専門家を招いて、「足ケア講座」や「足の健康チェック」、巻き爪や足トラブル対策のためのグッズや痛くない靴の体験などが提供されました。 (Ekitan)​​ (ウォーカープラス(Walkerplus))​。

マルホ株式会社
マルホ株式会社は、日本の製薬会社で、特に皮膚疾患の治療薬に特化しています。約70年以上の歴史を持ち、その間に皮膚科学の分野で多くの治療薬を開発・提供してきました。
詳しい情報は、マルホ株式会社の公式ウェブサイトで確認できます:マルホ株式会社公式サイト

女性誌「ハルメク」
「ハルメク」は、50歳以上の女性を対象とした日本の人気女性誌です。この雑誌は、健康、ライフスタイル、趣味、ファッション、旅行など、多岐にわたるテーマを取り上げており、日常生活をより豊かにするための情報が満載です。
「ハルメク」は、単なる情報提供だけでなく、読者が楽しく読みながら学べるような内容が充実しています。特に、健康で充実した生活を送りたいと考える50歳以上の女性にとって有益な情報源です。
さらに詳しい情報や購読の申し込みについては、公式ウェブサイトをご覧ください:ハルメク公式サイト

ハルメク×マルホ巻き爪フェアで聞いたお悩み3選

当日は多くの参加者が、「えがお爪工房」のブースに並び、施術体験をされました。
日々多くの50代以上の女性の手の爪はもちろん足爪を施術しているノウハウと経験があるからこそ、参加したネイリスト4名全員がお一人お一人お客様のお悩みに寄り添うことができました。

施術しながら、お話をするなかで、多くの方が足の爪切りや巻き爪などのお悩みを抱えていらっしゃることが分かり、今日は足の爪切りの基本知識をご紹介します。

巻き爪で足が痛い

自宅でできる簡単な巻き爪予防のストレッチやケア方法を教えて欲しい。
巻き爪になりやすく、予防方法が知りたい
巻き爪が何度も再発するため、再発を防ぐ方法を知りたい。
足の爪を切るのに最適な爪切りが知りたい
専門の医師や足ケアのプロから直接アドバイスを受けたい。

なぜ、巻き爪になってしまうのか?


巻き爪は、多くの人が経験する悩みの一つですが、日々生活をするなかで非常に辛いものです。
巻き爪になる原因はいくつかあります。

巻き爪のなる要因

1.爪の切り方
爪を短く切りすぎると、周りの皮膚が爪に覆いかぶさりやすくなります。特に角を丸く切り落とすと、爪が皮膚に食い込むことがあります。
2.靴の選び方
きつい靴やハイヒールを履くと、爪が圧迫され、変形することがあります。長時間の着用は、特に巻き爪の原因になりやすいです。
3.遺伝
巻き爪は遺伝的な要因もあります。家族に巻き爪の人がいる場合、同じような問題を抱える可能性があります。
4.加齢
年齢を重ねると、爪の成長速度が遅くなり、爪の形が変わりやすくなります。また、皮膚が薄くなるため、爪が皮膚に食い込みやすくなります。
5.外傷
足の指をぶつけたり、重いものを落としたりすると、爪が変形し、それが巻き爪につながることがあります。
足の健康状態を定期的にチェックし、異常を感じたら早めに専門家に相談しましょう。
巻き爪は早期に対処することで、痛みや不快感を軽減することができます。正しいケア方法を身につけて、健康な足を保ちましょう。

足の爪の巻き爪予防

正しい爪切りの方法を知ることで、巻き爪を防ぎ、健康な足元を保つことができます。
お仕事で忙しい日々を送る中で、足元のケアを怠りがちになってしまうこともありますが、簡単なポイントを押さえるだけで巻き爪を未然に防ぐことができます。
この記事を通じて、爪切りの基本から具体的なケア方法まで詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

なぜ足の爪切りが重要なのか

足の爪切りは健康を維持するために非常に重要です。適切に爪を切ることで、巻き爪や深爪などのトラブルを未然に防ぐことができます。

巻き爪は、爪の角が皮膚に食い込むことで痛みや炎症を引き起こす状態です。
特に、靴を履いて長時間過ごすことが多い方には注意が必要です。
正しい爪切りの方法を知ることで、このようなトラブルを防ぎ、快適な歩行が可能になります。

足の爪は、私たちの体重を支える重要な部分です。正しいケアを怠ると、歩行時のバランスが崩れ、足や膝、腰に負担がかかることがあります。特に、オフィスでの事務仕事をしている方々にとって、足のトラブルは仕事のパフォーマンスにも影響を及ぼします。

また、美意識が高く自立した女性にとって、足元の美しさも大切ですよね。綺麗に整えられた爪は、見た目の良さだけでなく、自信にも繋がります。家事や育児で忙しい中でも、ちょっとした時間を使って足の爪をケアすることは、自分へのご褒美としても良い方法ですよ。

適切な爪切りの頻度とタイミング

足の爪切りの頻度についてですが、一般的には2週間に一度が理想的です。
これは、爪が成長する速度や日常の生活習慣によって異なる場合もありますが、多くの方にとってこの頻度が最適です。爪が長くなりすぎると靴に当たって不快感を感じたり、爪が折れやすくなったりすることがあります。

次に、爪を切るタイミングですが、お風呂上がりがおすすめです。お風呂上がりは、爪が柔らかくなっているため、切りやすく、爪の割れや欠けを防ぐことができます。また、清潔な状態で切ることができるため、感染症の予防にもなります。お風呂上がりに足をしっかり乾燥させてから爪を切ることで、より安全にケアが行えます。

さらに、爪を切る際には、爪切りの角度にも注意が必要です。直線的に切ることで、巻き爪のリスクを軽減できます。爪の角を少し残すことで、皮膚に食い込むのを防ぐことができます。また、足の爪は手の爪よりも厚いため、専用の足用爪切りを使うことをおすすめします。

正しい足の爪切り方で巻き爪の予防

巻き爪予防の基本の切り方。直線カット

爪の先端をまっすぐに切る方法が、特に巻き爪の予防に効果的です。
爪の角を少し残すことで、皮膚に食い込むリスクを減らし、巻き爪の発生を防ぎます。
この方法は、爪が皮膚に引っかかりやすい方に向いています。

爪を切る前に足を清潔にし、柔らかくしておくことが大切です。お風呂上がりなど、爪が柔らかくなった状態で切ると、割れにくく、形を整えやすくなります。

巻き爪に注意が必要な斜めカット

足の爪を切る際に斜めカットを行うと、巻き爪のリスクが高まります。
斜めカットは爪の形を整えるために一見便利ですが、実際には爪の端が皮膚に食い込みやすくなり、痛みや炎症を引き起こす可能性があります。
特に、斜めに切ることで爪の角が鋭くなり、靴の中で爪が押されてさらに巻き爪の原因になることがあります。

斜めカットを避けるためには、重複しますが爪をまっすぐにカットすることを心がけましょう。
爪の先端を直線的に切り、角を少し残すことで、皮膚への食い込みを防ぐことができます。
また、爪を切る際には、一度に深く切りすぎないように注意し、少しずつカットすることが大切です。

もし斜めカットを避けられない場合や、爪の形を整えたい場合は、やすりを使用して滑らかに仕上げることをおすすめします。やすりを使うことで、爪の角を丸く整え、皮膚への刺激を最小限に抑えることができます。

適切なカット方法を実践し、斜めカットによるトラブルを防ぐことで、健康で快適な足元を維持しましょう。日常のケアを怠らず、必要に応じてネイルサロンで専門家のアドバイスを受けることも大切です。

足の爪の健康管理のポイント

足の爪を健康に保つための基本的なポイントは、清潔を保つことです。
毎日のお風呂で足をしっかり洗い、特に爪の周りの汚れを丁寧に取り除きましょう。
お風呂上がりには、足をしっかり乾燥させることが大切です。

湿気が残っていると、細菌や真菌の繁殖を促し、爪のトラブルの原因となります。
次に、保湿も欠かせません。足の爪やその周りの皮膚は乾燥しやすいため、保湿クリームを使ってしっかりと保湿しましょう。
特に、冬場やエアコンの効いた室内では乾燥が進みやすいので、毎日のケアが重要です。また、爪専用のオイルを使うと、爪の柔軟性を保ち、割れにくくする効果があります。

さらに、適切な靴の選び方も健康管理には不可欠です。靴が合わないと、足の爪に圧力がかかり、巻き爪や爪の変形を引き起こすことがあります。できるだけ足にフィットする靴を選び、長時間の立ち仕事や歩行時にも負担がかからないようにしましょう。インソールを使用することで、さらに足元のサポートを強化できます。
定期的なチェックも忘れずに行いましょう。爪の色や形に変化があった場合は、早めに対処することが大切です。異常を感じたら、早めに専門家に相談することで、重大なトラブルを未然に防ぐことができます。

足の爪切りに最適な爪切りとは


正しい爪切りを行うためには、適切な道具を使うことが大切です。
この記事では、足の爪切りに必要な道具についてご紹介します。足の爪は手の爪よりも厚く硬いため、専用の爪切りやニッパーを使用することで、より簡単かつ安全にケアができます。また、巻き爪を防ぐための補助ツールも役立ちます。

おすすめの足用爪切り

足の爪を健康に保つためには、専用の足用爪切りを使用することがおすすめです。
手の爪切りとは異なり、足の爪は厚くて硬いため、強度と精度が必要です。
おすすめの足用爪切りとしては、ステンレス製の高品質なものがあります。
ステンレス製の爪切りは、錆びにくく、長期間使用できるためコストパフォーマンスも高いです。

特に、刃が鋭くて幅広いものがおすすめです。
これにより、一度に広い範囲を切ることができ、爪を整える際の時間と手間を軽減できます。
また、グリップが滑りにくいデザインのものを選ぶと、手元が安定しやすく、安全に爪を切ることができます。例えば、滑り止めがついたラバーグリップやエルゴノミクスデザインのものが人気です。

さらに、巻き爪の予防には、爪切りの角度調整が可能なタイプも便利です。
自分の爪の形に合わせて適切な角度でカットできるため、爪切りのトラブルを防ぐことができます。
足用の爪切りは、適切な爪切りを選ぶことで、簡単になり美しい足元を保つことができます。

ニッパーとエメリーボードの使い方

足の爪切りにおいて、ニッパーとエメリーボード(爪を整えるために使うネイルファイル(爪やすり)の一種)は非常に便利な道具です。
ニッパーは特に厚く硬い爪をカットするのに最適です。
使用する際は、爪の先端を少しずつカットするようにしましょう。
一度に大きく切ると、爪が割れたり、形が崩れたりするリスクがあります。
ニッパーの刃は鋭いので、慎重に使い、力を入れすぎないことが重要です。

エメリーボードは、爪カットの後の切り口を滑らかにするものです。
深爪を防ぎ、均一にカットするために役立ちます。
エメリーボードを正しく使用することで、爪の切りすぎを防ぎ、爪の成長をサポートします。
特に巻き爪のリスクがある方には、エメリーボードの使用をおすすめします。

使用手順としては、まず爪を清潔にし、乾燥させます。その後、ニッパーで爪の角を少しずつカットし、を使って適切な長さに整えます。これにより、爪を均一にカットし、深爪などのトラブルを防ぐことができます。

足の爪の巻き爪を自分で治す方法はあるの?

巻き爪の治し方➀ 爪を伸ばす
巻き爪の要因の一つが深爪です。
そのため、爪を切らずに伸ばすことで症状の改善が期待できます。

巻き爪の治し方➁ 爪を正しく切る
前項(巻き爪予防の基本の切り方。直線カットと曲線カットの違い)に記載してあるとおり、直線型でカットをし、適切な長さを維持していくことで改善が期待できます。

巻き爪の治し方➂コットンを挿入する
爪の変形が軽度である場合には、コットンを食い込んだ爪と皮膚のあいだにコットンを詰めることで、痛みを軽減します。 コットンは毎日交換し、消毒をおこない清潔な状態を保ちます。
爪が伸びると共に爪の変形が改善され、巻き爪が解消していきます。

巻き爪の治し方➃専用ケアグッズを使用する
例えば、巻き爪補正テープやスプリントを爪に装着することで、爪の形を徐々に矯正することができます。これらのグッズは薬局やインターネットで購入可能です。

巻き爪による痛みがある場合
患部を清潔に保つことが最優先です。傷口がある場合は、消毒液でしっかりと消毒し、抗菌軟膏を塗布することで感染を防ぎます。その後、傷をカバーするために清潔な絆創膏やガーゼを使用します。

次に、巻き爪が悪化して爪が皮膚に食い込んでいる場合は、巻き爪用の保護シールやスプリントなどの専用グッズを使用することで、爪の食い込みを緩和し、痛みを軽減することができます。
症状がひどい場合は、医師による治療が必要となる場合もあります。

出血がある場合は、圧迫止血を行い、出血が止まるまで圧力をかけ続けます。その後、消毒と保護をしっかり行い、感染症のリスクを減らすことが大切です。また、痛みや腫れが続く場合は、アイスパックを使用して炎症を抑えることができます。
トラブルが起きた原因を見直し、次回の爪切りで同じ問題が再発しないように工夫しましょう。

足の爪切り対応ネイルサロン_えがお爪工房の利用方法


えがお爪工房は、如何に”飾るか”ではなく、まずは爪や手足の本質を見直すための土台作りに重きを置いています。ですので、まずは「ハンドケア・フットケア・甘皮ケア」などから始めていただくことをオススメしており、シニア世代の方や、ネイル初心者の方が多くご来店されます。

えがお爪工房での施術内容

えがお爪工房では、まずはお客様の話しをヒアリングする中で“ネイル”に対して、どこまでご存知なのかを確認します。
その上でメニューのご提案をしています。

今まで一度もネイルサロンを利用したことがなく、ネイルケアをすることもなかった方にジェルネイルをいきなりおすすめしても不安を感じてしまいます。

お客様がネイルサロンで何をしたいのか?
何に困っているのか?
どうなりたいのか?
を伺って、その解決方法の一つとして例えばジェルネイルをお勧めするということを行います。

ここ10年くらいでネイルサロンに通われる方もかなり増えてきましたが、
まだまだネイルサロンにどんなサービスがあって、どのメニューを選べばよいかわからない方も多いようです。

特に50代以上の方にはネイルはまだまだ馴染みのある文化とはいえないため、初めてのお客様には、まずは爪ケアの基本である
『ネイルケア』をおススメします。

えがお爪工房での基本のネイルケアは

・爪の形を整える
・甘皮ケア(ささくれや固くなった角質除去など爪周りの皮膚の状態をととのえる)
・爪磨きまたはコート剤の塗布

となっています。
このメニューは年齢、職業を問わず施術可能ですし、お客様の爪や爪周りの皮膚の状態やライフスタイルを知ることが出来ます。⁡

もちろん、お客様の爪の状態はカウンセリングでも知ることは可能ですが、お客様に“指先が綺麗になること”を体験していただくことも重要なのです。⁡

そして、この時に注意したいことが”痛みを与えないこと”です。⁡

ネイルケアを施術した時に「あら、痛くないのね♪」と言われることも多いです。⁡
痛みの感じ方は人それぞれなのでお客様に確認しながら進めていくとこが大切です。⁡⁡

私たちは、ネイルケアを通して

・指先が綺麗になること
・爪のトラブルによるストレスが減ること

を実感してもらい、次のステップに繋げていくのがスムーズだと感じています。

施術の価格と予約方法

施術の価格はこちらのページをご参照ください。
https://egao-salon.jp/shop/nail/
爪や手の状態に合わせて、様々なコースをご用意しております。

えがお爪工房の特徴として、「都度払い」があります。
ネイルサロンの中には、最初に10回分のチケットを購入したりする店舗もありますが、当店ではその都度お支払いいただくため、安心してご利用いただけます。

予約は、お電話かwebサイトのどちらかからご予約ください。

ホットペッパービューティクーポン https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000482954/coupon/

まとめ

足の爪切りは、健康と美しさを保つために欠かせないケアの一環です。
正しい爪切り方法を習得し、ご自身の足の爪にあった爪切りを使用することで、巻き爪や深爪などのトラブルを防ぐことができます。
お風呂上がりなど、爪が柔らかくなった状態で切ることが効果的です。
また、直線カットを心がけ、爪の角を少し残すことで、皮膚への食い込みを防ぎます。万が一トラブルが発生した場合は、早急に適切な対処を行い、必要に応じて専門家のアドバイスを受けましょう。
日常的なケアを怠らず、健康で快適な足元を保つために、定期的なチェックとメンテナンスを心がけてください。えがお爪工房では、専門的なアドバイスや施術も提供していますので、ぜひご利用ください。

▼ この記事を書いた人

ネイリスト ディレクター 久賀田ゆき

久賀田 ゆき(くがた ゆき)

えがお爪工房 ディレクター ネイリスト

手は自分が一番目に留まる場所。鍛冶屋趣味、お仕事で日々過ごす生活の中で爪や手元が輝いていると、より晴れやかになると思っています。

「ネイルサロンなって行ったことがない」ほとんどのお客様がそう仰られます。初めての方にも分かりやすく、丁寧に、そしてお客様自身が続けているお手入れをCONCEPTにしております。

素晴らしい毎日が、更に良くなるほんの少しのお手伝いをさせていただきたいと日々感じています。

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